今、がん患者さんの就労についてのプロジェクトに少しかかわっています。
初期の段階で切除して、後遺症がほとんどない患者さんもいる中で、私のような障害者認定にもならないけど、必然的に職種の制限が出てくる後遺症から、障害者に認定される後遺症までさまざまな度合いがあります。
このあいだ、たまたま、とある大手の法務に携わっている、まあまあ役職のある人と会うことになっていたので、自分が患者であることを明かした上で、いろいろとヒアリングをしてみました。
非常に残念な答えばかりで、ちょっとうんざりしました。
今まで、私の周りには、非常に思いやり深い人が多かったので、がん患者だといった瞬間に、めんどくせっって顔をされたのは初めてでした。
しかも仕事の実情を聞いていると、「がん患者って言った瞬間に、雇わん」「能力の高い健康なやつはたくさんいるから、別にそいつじゃなくてもいい」など、この上なく正直な意見が収集できました。
ふんっ。
こいつは二度と私の家に出入り禁止決定。
この話は腹立たしいけれど、がん患者の就労については、絶対に取り組むべき問題だと、再認識しました。