3月24日、4年目が経過して初の診察でした。
今回は特に心配事もなかったんだけど、多少リンパ浮腫があることは報告。
そうしましたら、先生と医療問題について、いろいろと語り合ってしまいました。。
というか、語り合う時間はなかったんだけど、先生の言いたい事をヒアリングしたがねー(*>∀<*)
せっかくなので、医療現場リポートをriderがお伝えします。(マジか!)
【大須ある古墳】
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腫瘍外科医のK氏は、検査予約を入れたり、PCに打ち込む時間で診察が終わってしまうことを悲しんでた。
本当は、こんなふうにPCの画面を見て、患者さんの言う事を聞いていてはいけないのに、どうしても予約時間内でなるべく診察を終えようとすると、こうなってしまうと。
だから予約制ではなく、来た人順でゆっくり診察がしたいのだと。
ああ、そういう考えもあるんだなと思った。私個人としては、予約賛成派。
なるべく待たない方がその後のスケジュールも立てやすい。
だから患者のマナーとして、いろいろと話を聞こうと思うときは、なるべくメモか何かに書いて、効率よく聞き、あとの人を待たせないようにしていたけのだけど、お年寄りとか不安でいっぱいな人は、そんな事できないだろうと思う。
患者さんの中にも、先生の前だと緊張してなかなかうまく伝えられないという人もいる。
(ま、威圧的な先生がいるのも確かなんだけど)
しかしK医師は、そういう人のコトを本当に聞いてあげたいと思っているんだ、ということがよく分かった。
今まで4年間の入院・外来で、そのことはよく分かっていたけど、きっと少しでも待たされると激怒する患者もいるんだろうなぁと。
自分本位の人というのは、どこにでもいる。
役所や病院というだけで、横着になる人もいる。
私は、こういう横着な患者に便利なようにする必要は、一切ないと思う。
ちょっと話がずれたけど。。
医者が医者の仕事以外の事で忙殺されている。
その現実は確かにある。
検査の予約なんて、別に自分でタッチパネルでしてもいいし、会計場所でついでに検査予約を入れてもいいのだし、PCの入力は音声でもいいと思う。
鼻歌検索ができるくらいなんだから、音声データの記録だって音で検索可能だし。
もっともっと医者や医療スタッフが便利なシステムにならなくちゃいけないと思うけど、企業と一緒で、便利になるはずのシステムが、足かせになっている。
また、こんな事もこぼしていた。
検査技術が向上したために、、検査機械の優劣で患者が病院をいい・悪いを判断して流れると。
あと、今、時間外救急へたいしたことがないのに行くことが取り立たされているけど、患者さんがたいしたことじゃいなと思ってしまうことが、病気を悪化させる事もあるから、本当は来た方がいいんだって。
腫瘍外科医ならではご意見です<(_ _)>
なので、私も思っていることを伝えました。
「今、私のブログにアクセスしてくる人で、メールをくれる人のほとんどは、告知されたばかりの人なんです。
そういう人をサポートする場所が病院にはないからだと思う。
でもね、先生たちがサポートしろという考えはない。
先生はがん患者じゃないからさ、こうやってがん患者経験者が話を聞いたりしたらいいと思うのね。」
って。
ただ、もう少し簡単に私たちみたいな病気経験者と、病気初心者が出会えたらいいなぁと思うんだけど。
先生と飲みたいけど。。。
先生って休みの日ってあんのか??
という診察日でした。楽しかったよ。