子宮頸がん治療のはなし+副鼻腔がんも少々

2004年の年末に手術しました。
不具合はありますが元気でやっていますよ!
不安な人は気軽にコメントをどうぞ!

お参り

2009年03月26日 18時18分33秒 | 08.ガン患者の輪

3/22、もろさんに会って来ました。

 

我が家に来た時より、ちょっとだけスリムになったもろさんの遺影。

 

着物を着て、凛とした姿の遺影でした。

 

旦那さんにお願いして、腐らないものならなんでもいいと(笑)、形見を1ついただきました。

 

Dscf5766

気に入ってよくしていた指輪との事。

新聞に載っていたときも、この指輪していたんだよと、新聞の切り抜きも見せていただき。

 

もろさんと出かけたい時は、この指輪を身に付けて行こう。

 

 

もろさんがかわいがっていた猫たちともご対面。

 

Dscf5756
【シマ君。私の事が怖くて1mより近くに寄ってこない(笑)】

 

 

Dscf5752
【はむ嬢。ずーっとここで寝てました( ̄▽ ̄)】

 

結局、落ち着いてから伺って、私自身はとても良かった。

 

それに、生前もろさんが管理していたmixiのIDやメールなどが分からなくて、旦那さんが困っていたことも知り、mixiのPWを変更したり、パソコン関係の引継ぎを、もろさんの変わりにしてきました。

 

 

きっと、もろさんは、このために私をここへ呼んだんだな。

そう思った。

旦那さんは自分が読むべきかどうか・・・とおっしゃっていたけど、もろさんが読まれて困るようなものを残しているはずがない。

そう信じたから。

 

 

夜は、旦那さんときゃんべるさんとあきbonさんという、もろさんのお友達と4人でフレンチ。

 

聞きたかった馴れ初めの話とか(笑)、どんな仕事していたとか、いろんな事が聞けました。

本当に行ってよかった。

彼女がつないでいった縁を、大事にしていこう。

 

 


定期診察??

2009年03月24日 13時13分28秒 | 12.経過観察・定期健診

3月24日、4年目が経過して初の診察でした。

今回は特に心配事もなかったんだけど、多少リンパ浮腫があることは報告。

そうしましたら、先生と医療問題について、いろいろと語り合ってしまいました。。

というか、語り合う時間はなかったんだけど、先生の言いたい事をヒアリングしたがねー(*>∀<*)

 

 

せっかくなので、医療現場リポートをriderがお伝えします。(マジか!) 

Dscf5551
【大須ある古墳】

=============================================

 

腫瘍外科医のK氏は、検査予約を入れたり、PCに打ち込む時間で診察が終わってしまうことを悲しんでた。

本当は、こんなふうにPCの画面を見て、患者さんの言う事を聞いていてはいけないのに、どうしても予約時間内でなるべく診察を終えようとすると、こうなってしまうと。

だから予約制ではなく、来た人順でゆっくり診察がしたいのだと。

 

 

ああ、そういう考えもあるんだなと思った。私個人としては、予約賛成派。

なるべく待たない方がその後のスケジュールも立てやすい。

だから患者のマナーとして、いろいろと話を聞こうと思うときは、なるべくメモか何かに書いて、効率よく聞き、あとの人を待たせないようにしていたけのだけど、お年寄りとか不安でいっぱいな人は、そんな事できないだろうと思う。

患者さんの中にも、先生の前だと緊張してなかなかうまく伝えられないという人もいる。

(ま、威圧的な先生がいるのも確かなんだけど)

 

 

しかしK医師は、そういう人のコトを本当に聞いてあげたいと思っているんだ、ということがよく分かった。

今まで4年間の入院・外来で、そのことはよく分かっていたけど、きっと少しでも待たされると激怒する患者もいるんだろうなぁと。

 

 

自分本位の人というのは、どこにでもいる。

役所や病院というだけで、横着になる人もいる。

私は、こういう横着な患者に便利なようにする必要は、一切ないと思う。

 

 

ちょっと話がずれたけど。。

 

 

医者が医者の仕事以外の事で忙殺されている。

 

 

 

その現実は確かにある。

検査の予約なんて、別に自分でタッチパネルでしてもいいし、会計場所でついでに検査予約を入れてもいいのだし、PCの入力は音声でもいいと思う。

鼻歌検索ができるくらいなんだから、音声データの記録だって音で検索可能だし。

 

もっともっと医者や医療スタッフが便利なシステムにならなくちゃいけないと思うけど、企業と一緒で、便利になるはずのシステムが、足かせになっている。

 

 

また、こんな事もこぼしていた。

検査技術が向上したために、、検査機械の優劣で患者が病院をいい・悪いを判断して流れると。

あと、今、時間外救急へたいしたことがないのに行くことが取り立たされているけど、患者さんがたいしたことじゃいなと思ってしまうことが、病気を悪化させる事もあるから、本当は来た方がいいんだって。

 

腫瘍外科医ならではご意見です<(_ _)>

 

 

なので、私も思っていることを伝えました。

 

「今、私のブログにアクセスしてくる人で、メールをくれる人のほとんどは、告知されたばかりの人なんです。

そういう人をサポートする場所が病院にはないからだと思う。

でもね、先生たちがサポートしろという考えはない。
先生はがん患者じゃないからさ、こうやってがん患者経験者が話を聞いたりしたらいいと思うのね。」

 

って。

 

 

ただ、もう少し簡単に私たちみたいな病気経験者と、病気初心者が出会えたらいいなぁと思うんだけど。

 

先生と飲みたいけど。。。

先生って休みの日ってあんのか??

 

という診察日でした。楽しかったよ。