本日は呼吸器の外来。
待合エリアは風邪引いた年寄りでてんこもり。
こういう時期は呼吸器が混む。案の定1時間待ちだった。
呼吸器外来で何をするかというと、「喘息日記」という聞くだけで息が苦しくなるような日記を先生に見せることから始まる。
吐く息の強さを測る計測器で、一日二回、朝と晩に数値を計って記録するのだ。
他に発作の有無・咳の強さ・痰の有無・発作の原因・その他からだの症状など書き込むようになっている。
数値があることで、患者が「ちょっと苦しいがね」とか「息ができんのだわーっ」という名古屋弁の訴えも、グラフになるのだ。
先生も、患者の名古屋弁の訴えだけでは把握できない状態を、数値的に把握し、薬の量などを調節したり、他の薬に変えたりする。
この日記を付け出したのは、手術をするためにN大病院に通院するようになってからである。
最初はめんどくせー(>_<)っと思ったが、2年間付けてみて、自分で自分の体を診察できるようになってきた。先生もそれを狙っているらしい。
喘息は自己管理がカギなのだ。
それまでは町医者に通っていた。先生に「どうですか」と聞かれるので、名古屋弁で「苦しいんだわー」と訴えるのみだった。
しかし、訴え方が足りなかったのか、先生の知識不足か、私の症状はそんなによくならなかった。
やはり呼吸器に関しては専門医にかかった方がいい。
そんなことを改めて実感しながら、帰宅しました。