子宮頸がん治療のはなし+副鼻腔がんも少々

2004年の年末に手術しました。
不具合はありますが元気でやっていますよ!
不安な人は気軽にコメントをどうぞ!

入院生活(8)おっさんに変身する女

2005年03月18日 17時45分39秒 | 08.ガン患者の輪
PIC_0074-05【しり合い……。さぶっ!】

患者Gさんは、1度咳をすると「おぇ~っ」とえづくまで咳をしたい、変わった女である。
お茶を飲んだ時に、むせて咳き込むときも

ごほっ、がほっ、がへっ、ごへっ。おえーっ!

最後にはいつも、おばさん通りこして「おっさん」になる。


退院のあいさつへ

2005年03月13日 10時08分57秒 | 子宮ガン・その他
PIC_0058-05【くんくんくんくん。何だか虫みたいなふじこ。命名:ふじこ虫】

昨日、ようやく元気になったので、ネコどもの面倒をみるのを手伝ってくれたおじさんに、お礼がてら会いにいった。

私を見た、叔母の第一声。
「えーっ!元気だねぇ?!」

私を見た、叔父の第一声。
「なんだぁ?! 元気だなぁ」

 

元気でいかんのかい! Ψ(`Д´;)Ψ
 
 
 
 
パジャマを着て病棟をウロウロしていても、
付き添いの人に間違えられたrider。
パジャマを着て入院費を払いにいったのに、
通いの患者に間違えられたrider。

退院して普通の服着て化粧したら、
何だ元気なんだと意外そうに言われたrider。

 
 
世の中なんて、だいっ嫌いだぁ~!o(T□T)o


放射線治療の副作用

2005年03月13日 09時46分28秒 | 04.放射線治療
PIC_0050-05【喧嘩の途中にお邪魔して撮りました】

子宮頚ガンは「扁平上皮ガン」と「腺ガン」の2種類に分類され、「扁平上皮ガン」であれば完治する確率が非常に高いし、大半がこの種のガンであるらしい。私ももれなくこのタイプのガンだった。
このガンは放射線に弱く、またシスプラチン・5FUの抗がん剤にも弱いことが既に分かっており、この2つの治療をすることで、ほぼ完治できるという多くの症例がある。医者が自信を持って治療できるガンだといえる。

さて、放射線治療にも2種類あって、ガンが切除できない場所にあったり、大きすぎる場合は、直接ガンに強い放射線を当てる方法と、切除したあとの再発防止策として弱い放射線を毎日少しずつ当てる方法である。

私の場合は後者であったため、放射線を当てること自体、何も苦ではなかった。
※前者の場合、かなりの苦痛を伴う場合がある。

ただし、25日間連続照射によって、細胞検査で奇形細胞が出てきているという結果が出た。
腸や膀胱など、放射線を浴びていた部分が炎症を起こしやすくなっているのも、そのせいかもしれない。

奇形の具合は軽度であるらしいので、そのうち治っていくらしい。


入院生活(7)退院診察

2005年03月07日 17時49分11秒 | 子宮ガン・その他

PIC_0054-05【嵐の前の静けさ。にらみ合い……】

全ての治療が終わり、退院が決まると、教授自らの目による「退院診察」がある。
目的は最終チェック・確認である。

退院診察は今週の金曜……の予定だったのだが、急きょ今日になった。

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■内診室にて

教授:「あれ?担当医師がいない。担当医師がいませんね。
    riderさんですね。何でしたっけ?

何でしたっけと言われれば、何であるかを答えなければなるまい。

rider:「えーっと、2期のaで12月22日手術です」

教授:「すばらしい。そこまできちんと言えれば、バッチリです」

よくわからないが誉められた。
誉められると、人間嬉しいものである。

あとから聞くと、担当F先生は金曜日の退院診察の予定を入れていたので、私が内診台にいる意味が分からなかったそうだ。
そりゃそうだ。

「大丈夫だよ、自分で説明しといたし」

 

rider、自分の事は自分でする女である。

 
 
手違いにより早まった教授の退院診察のおかげで、私の退院も1日早くなった。 

 


抗がん治療-番外編-

2005年03月04日 10時24分37秒 | 子宮ガン・その他
PIC_0061-05【のりまき、口が変です】

抗がん剤による治療の事を、この病院の先生や看護師さんは、ただ単に「治療」と呼んでいる。
患者の間では「薬をやる」といっている。

■使用例

「今日から薬やるの?」
「薬やってると食べたくないよね…」


………。

警察の前で言うのは避けましょう。