子宮頸がん治療のはなし+副鼻腔がんも少々

2004年の年末に手術しました。
不具合はありますが元気でやっていますよ!
不安な人は気軽にコメントをどうぞ!

蜂窩織炎の話 退院しました編

2011年10月09日 08時41分23秒 | 05.入院生活

土曜日の朝の採血で、CRPが1.09!

 

優秀ぢゃーっ!

 
 

とゆーことで、退院いたしました~。

意外と早く下がってびっくりっっ

 

病室の方とも仲良くなって、メアド交換もしちゃった。

ということで、チームリンパ浮腫の皆様。

 

いつも疲れると硬くなる場所や浮腫む場所が、熱を持って痛くなったら、まず軽い蜂窩織炎を疑ってくだされー。

 

この状態なら、フロモックスとかの抗生剤を服用したら治っていきます。

んでも、予兆があまりなく、急に熱が上がってくる場合も無きにしも非ずです。

そ~ゆ~場合は、なるべく早く、時間外なら救急外来に駆け込んでください。(お泊まりセットを持っていった方がいいかも~)

時間が経ては経つほど、退院期間が延びちゃいます。

 

今回のことで、主治医が抗生剤を1週間分くらいお守りとして出してくれると言っておりました。
予兆があった時に飲む用です。

 

そんなこんなの入院生活でございました。

 

皆様もお気を付けくだされ。


蜂窩織炎の話 みんなちほー編

2011年10月06日 15時25分42秒 | 05.入院生活

入院した次の日、おかんがいろいろ入院に必要と思われるものを持ってきてくれた。

 

んが・・・。

 

 

パンツ・・・はあるがブラジャーがない。

洗顔料はあるが化粧水等々のメンテナンスグッズがない。

 

微妙なチョイスだった。

 

うちのおかんも親父も、一度も入院したことがないのです。

仕方ありません。

 

 

 

そこで、いろいろと欲しいものを頼んだんですが、

PCはあってwifiがない。薬は一部の薬を大量に持ってきた。ブラジャー忘れる。

 

 

 

仕方がないので数時間の外出許可をもらい、自宅に薬やらブラジャーやら取りに行くことになりました。

今まで着ていたものや、余分なものを自宅に持って帰りました。

 

 

自宅で久しぶりのシャワーと洗髪。

久しぶりのネコ!(*´Д`*)ハフーン

 

 

 

 

 

少し休んで、必要なものを袋に詰め、病院に戻りました。

 

 

 

 

 

インターネット開通♪

 

そして次の日。

朝顔を洗おうとして・・・

 

 

 

 

 

 

はて(・_・ )?

 

 

 

 

洗顔料がない。

 

 

 

・・・・・????

 

 

あ゛、家に持っていった荷物の中に入っちゃったのか??

 

 

 

 

 

 

凹○ 気絶

 

 

 

 

 

 

 

 

(゜Д゜;)はっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラジャー忘れた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凹○ 気絶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっくら下の売店に行くことにしました。

 

 

 

 

そして、蛍光マーカーとお茶を買って帰ってきましてん。

 

 

 

 

 

(゜Д゜;)はっ

 

 

 

 

 

洗顔料忘れた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 (○。○)シロメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し休んで、また下の売店に行く。

今度は大きい方に行ってみました。

 

 

 

 

 

 

意気揚々と、お昼ごはんとお茶とイヤホンを買って、戻ってきましてん。

 

 

 

 

 

 

 

 

(゜Д゜;)はっ

 

 

 

 

 

洗顔料がない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

凹○気絶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立ち直れない・・・・

 

 

 

 

こ、今度こそっ!

 

 

と思ったところでお風呂の順番が!

 

 

 

 

仕方なく、石鹸で洗顔。

 

 

 

 

 

お風呂から出ると、洗濯がしたくなって、コインランドリーに金額を確認しに行くと100円と書いてありました。

100円玉と洗濯ものを持って、ランドリー室に行き、洗濯ものを入れ、お金を入れる段階で150円と書いてあるのを発見。

洗濯機が150円で乾燥機が100円・・・

 

 

 

ちくそー。

 

 

50円玉を病室まで取りに行き、やや息を切らして戻り、いざ洗濯という段階ではたと気づく。

 

 

 

 

 

 

 

洗剤がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(;一_一) ←こんな顔になった

 

 

 

 

 

 

 

 

ええぃっ、意地でも足りないものがそろうまで、何度も行ってやろうじゃないのっ!

 

 

 

 

 

今度こそ、洗顔料を買うぞ。洗濯洗剤買うぞ。

 

 

 

心の中で、「はじめてのお使い」のごとく、必要なものを心でつぶやきながら、下の売店へいく。

本日三度目。

 

 

 

洗顔料は2種類しかなかった。

安い方を手に取り、洗濯洗剤もかごに入れた。

 

もう、余計なものは見るまい。

 

 

 

 

 

 

晴れて洗濯機が回り出しました(*´Д`*)疲れた

 

 

 

 

 

 

そして、朝の洗顔時。

 

 

 

 

 

念願の洗顔を果たす。

 

 

 

 

よくよく洗顔料のパッケージを見ると。。。

 

 

 

 

 

 

 

男の洗顔!

 

 

 

 

 

 

 

 

と書いてあった。

 

 

 

どーりで・・・スースーするわー( ̄・・ ̄)

 

 

 

 

 

・・・・もういいの。(TヘT)グスン

男の洗顔で乗り切るもん。

 

 

 

そして本日のお風呂では・・・男の洗顔で顔を洗い、ボディソープで髪を洗う41歳がここに・・・

 

 

 


蜂窩織炎の話 ばあちゃん編

2011年10月05日 15時58分26秒 | 05.入院生活

10/2の朝になると、熱は37度台まで下がっておりましたが、汗ぐっしょり。

入院当日の夜中、汗でべたべたになったので、着替えたいと言ったら、夜だから駄目だと言われ、殺意がわいていた朝だったけど、主任看護師さんが担当になり、頭洗ったげようか? 着替える? とか言ってくれて、殺意がマイナスに(←結構ちょろい患者w)

この日のCRPは15.5。白血球は5300。

 

 

退院は遠いことを確認。

 

 

 

 

 

 

この日、隣に錯乱したばあちゃんが緊急入院。

何を話しても痛い痛いといって、どうやら点滴とか刺しても自分で抜いているらしい。

うわー・・・今晩は寝れんなぁ。。。と思い、徹夜グッズを下の売店まで買いに行く。

向かいの人とも仲良くなったので、ばあちゃんがあんな感じなら、しゃーないでトランプでもするだ!とか言っていたら・・・

 

夜だけはナースセンターに一番近い部屋に移動になっていた。

 

 

 

次の日、隣に戻ってきたばあちゃん。見舞のルールを知らない大量の子供(初老のおっさん)と孫とひ孫も一緒に移動してきた。

 

大部屋で大きな声で話しまくり(朝9時から!)、誰かわからんけど、私の机は何度も蹴られる。

しかも大半が同じ話の繰り返し。

 

 

そんなに子供がたくさんいるなら、金出し合って個室入れたれ!

そこで好きなだけ喋ってこいやーっ!

ここはがん病棟だぞーっ!

 

 

 

黒riderが降臨しようとしましたが、すぐにシボシボにしぼんでしまいました。。

ひたすら耐える時間を過ごし・・・・。

 

 

蜂窩織炎には勝てんかった。。。

 

 

 

このばあちゃん、帰ってきたらボケてもなく、ちゃんとしてた。

でも、結構な御年なので、一人でなんか喋っていたりしてまして、看護師さんとのやり取りも、納得しているようでしてなかったり、変なところはサクッと納得したり、カーテン越しに大爆笑でございました。

夜は超寝れる睡眠薬(最上級のデパス)を飲んで寝るということで、夜の九時には飲んでいました。

 

なのに。

 

 

どうやらその後、ベッドから立ち上がっているような・・・気配が???

 

え゛、ナースコールした方がいいよな、と思った矢先、看護師さんが猛ダッシュでやってきました。

「えーーーーーーーーー!どーしたの、何がしたいの、座っとらんといかんがねー。危ないがねー。転ぶがねーっ。」

↑超矢継ぎ早攻撃

 

 

 

 

 

 

ま、わからんでもない(爆)

 

 

ばあちゃんはテレビが見たいとおっしゃっておりました(爆)

もう消灯なのに。

睡眠薬飲んでフラフラなのに。

 

 

看護師さん「もう消灯だからね。寝ましょう」

ばあちゃん「わ、わしゃ・・・テレビが見たい。毎週見とる・・・」

看護師さん「テレビカードがないと観れんで、明日旦那さんに頼みましょうよ」

ばあちゃん「毎週みとるんだわ、あの・・、テレビが見たいもんで」

看護師さん「睡眠薬飲んだでしょう。キツイやつだで動かないでえ~」(←半泣きw)

ばあちゃん「わ、わしゃ、信頼がないんだなぁ・・」(←拗ねた!)

看護師さん「そうじゃなくてー。私でもフラフラになって立てない薬なんだよー」

ばあちゃん「そか。(←あっさり納得) じゃあ、我慢して寝にゃあいかんなぁ」

 

ちなみに、ばあちゃんはスロー再生のように喋りますw

 

そのばあちゃんが、いるべき科に戻っていくという。

そんな朝。

 

 

 

 

すいましぇーーーーーん。

 

  すいましぇーーーーーん。

 

      すいましぇーーーーーん。

 

 

 

え゛え゛?

誰を呼んでいるんだろう??

ナースコール押してるつもりなのかな??

 

 

カーテンをめくってめくってめくって・・・おばあちゃんがでてきた!

「どうかされました?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日何日だね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぷ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は10月4日ですよー」

 

 

ばーちゃん らぶ。

 

 

 

 

せっかく楽しめそうだったのになぁ。

病棟を移って行きました。

はよ良くなれよー。


蜂窩織炎の話 入院まで

2011年10月05日 11時54分50秒 | 05.入院生活

10/1に救急外来へ行くときに拾ったタクシーがドアホだった。

あまりにもひどいから全部書いとこ。

10/1 17時頃勤務していた車両ナンバー4918の西友タクシーの運転手。

次の信号を右に曲がって、と言ったらまっすぐ行くので「ここ曲がってって言ったでしょ!」と言うと「一通」だという。

もちろん一通じゃない。

そうしたら「降りろ」と言われドアを開けられました。

熱で倒れそうになりながら、交差点までよろよろと歩き、そこでひたすらタクシーを待つことに。

 

帰ったら文句言ってやるーと思っていたのに、緊急入院だから言えないまま。

ちくそー。

 

 

 

緊急外来にたどり着くと動けなくて、長椅子で寝てると、30分くらいして中で寝てくださいと言われました。(遅)

 

というくらい、なんだか混んでいたんですよね。

別に、もう病院だし、点滴打ったら帰ると思い込んでいたので、もっと調子の悪い人もいるだろうぐらい思っておりました。

 

んが。

その時点で38度台だった体温なのに、またゾクゾクとし始めまして。

 

 

え゛。まだ上がる気??

 

 

あっという間に39.8度でした。

 

もうここまで来ると、息がドライアーw

髪が乾かせる( ̄▽ ̄)

 

 

 

手足は冷たいのにこの体温なのです。

末端は死にかけ??

 

この時点で入院決定となりました。。。

 

 

 

 

このとき、最初に浮かんだのは「明日の朝のネコのご飯、どーしよーっ!」

 

 

 

 

宿直の婦人科の先生(←いい先生だった)に、実家の電話番号と「明日のネコの飯頼むって言ってくれー」と頼みました(>▽<)

 

ありがとねー、宿直せんせーっ!

私の脳はネコでできているんだわよー(>▽<)

 

 

つづく・・・・

 

 

 


2年が過ぎ

2006年12月22日 20時49分00秒 | 05.入院生活

Dscf2277

腹を切って2年が過ぎようとしています。

2年前の今頃は、なんだか麻酔がずーっときいていて、クリスマスはずっと寝ていた気がします。

食事ができる程度まで回復していれば、クリスマスケーキが出たそうです。

もちろん私はおもゆのみ。。。

 

そういえばアメリカとかだと何を食べるんだろう。

パン? 乳製品? 

インドならカレー??

他の国の事まで心配する必要はないんだけど、なんとなくね。

 

若い看護師のTちゃんがサンタの帽子をかぶって検温に来たのを覚えています。

彼女は大晦日も勤務してました・゜・(ノД`)・゜・

 

Dscf2279   

そういえば、術後はたんこぶもできてて痛い思いをしました。

このたんこぶは、手術の際の枕に頭が乗っていた場所で、手術が長くなるとうっ血してたんこぶみたいになるようです。

あの時の疑問が解消です。

 

退院するまでのブログの内容はすべて、病院で更新していたんですよね、私。

どんなに調子が悪くてもヒマはヒマなのよ。

 


涼しい話題をひとつ

2006年06月23日 16時51分16秒 | 05.入院生活

Dscf1452

ガンのブログにビールの写真ってどうよ!

ちゅーツッコミが聞こえます。

抗がん剤で入院している最中、今はもう亡くなったSさんと、病院の最上階のレストランでビールを飲んだ事があります。

さてさて、暑くなってきました。

入院関連の涼しい話題を1つ。

 

 

私が3ヶ月間病院に住み付いていた時のこと。

ベッドはいつも全部埋まっているわけではなく、1つ2つ、時には3つ空いていたりします。

その時はたまたま前のベッドが空いていました。こういう時ってラクなんですよね。前に人いないから圧迫感もないし。しばしの間リラックスできます。

 

そんな時、ふっとベッドに目をやると、半透明な人が寝ているんです。

よく分かりませんが、ここで亡くなった方なのかなーと思いました。

亡くなった事が分かっていないのか、ベッドに帰ってきてしまったんでしょう。怖くはなかったですよ。

なので、もうおうちに帰っていいんですよ、と心の中で声をかけときました。

 

そのうち見えなくなりました。

 

そんな話を入院を控えたがんこに話した事があります。

(↑激いぢわる)

そうしたら、出るわ出るわ、そんな話がわんさかと。

奥の角部屋の絵が変だからハズシテ欲しいという患者さんが結構多いとか、○○ちゃんは、誰かがなくなる時が分かるらしいとか。。。

 

 

涼しい話題でした。

 


入院生活(3)検 温

2005年02月01日 17時45分59秒 | 05.入院生活
PIC_0036-05【いなり君の爆睡】

この病院では、朝昼夜の体温・食事量・トイレの回数などをシートに書き込んでいく日課がある。
看護師さんは検温時に、このシートを見ながら、体調や要望などをヒアリングしていくのである。
開腹手術をした人は、腸閉塞と言う恐ろしい病気になる確率が高いので、特に便の回数は、主治医含め非常に注意深くチェックしていく。
ちなみに腸閉塞とは、腸が閉じてしまう病気であり、手当てが遅れると死を招くのはもちろんの事、治療中は絶食である。
したがって便の回数を書く欄に、何も書いていないと
「便は出ましたか?」
と、必ず聞かれる。

先日一日だけ出なかった日のこと。
便の回数を書く欄を空欄にするのも忍びなかったので、
「でん。」と書いておいた。

看護師さんも主治医も、シートを見ては
「でん……のね」と口をそろえたように読み上げていった。

はい。たまには「でん」のです。


入院生活(2)教授回診

2005年01月27日 14時39分19秒 | 05.入院生活
PIC_0011-05【そこは2匹席なんですか? いなり君】

白い巨頭ではなく、白い巨塔でおなじみの教授回診が、ここN大病院にもある。
白い巨塔ほど仰々しくなく、教授が淡々と患者全体の把握に努める、といった感じである。

前回の回診のときは、抗がん剤の副作用で絶不調のときだった。
教授が傷と体調をチェックして次へ行く。
教授が去ってから、担当医D氏は、傷をなでなでなでなでしながら
「ちょっとえらい(名古屋弁で「えらい=辛い」)ねぇ」と気の毒そうに声をかけてくれた。

私はパンツ下げて傷が見える姿のまま、D先生はしばらく傷をなでなでなでなで……。

 
 
なでなでなでなで……。

  なでなでなでなで……。

 
 
 
なでなで大サービスだった。


たぶん、先生は何となく手持ち無沙汰で、目の前の腹をなでなでしていたと思うのだが……。

絶不調のくせに、頭に浮かんだのは、この滑稽な様子をどう伝えるか、だった。


入院生活(1)採 血

2005年01月25日 13時06分23秒 | 05.入院生活
pic_0016-05【弟からの写真。いつもこんな感じで待っているようです。】
入院生活に欠かせないもの、それは「採血」である。
さすが大病院の看護師さん、みんな上手に採血をしてくれるので助かっている。
とはいっても、高齢者は筋肉もなく、血管ももろくなっていて、プロでも採血を失敗することもあるとの事。

採血は、ガン治療患者にとっては日課のようなものになる。
なぜなら、治療の副作用で、血液の成分が薄くなる可能性が高いので、常にチェックし対応する必要があるからである。
この病院の場合、週2回、10cmくらいの試験管に数本を採血するルールである。

さて、この採血、食べ物などの影響を受けない「朝」に行う。
たいていは寝込みを襲われ、ちゅーっと持っていかれる。

たまたま6時に起きていた私は、今日は誰が採血に来るのかなぁ、と暗闇にぼぉぉぉっと待ってみた。

「うおっ! びっくりした!」

今日はたまたま看護師Aさんが採血担当だった。
いつも寝込みを襲ってびっくりさせている看護師さんが、マジでびっくりしていた。
 
 
患者さんが起きちゃいますよ~。
 
 

「採血を起きて待ってた人は初めてです」
 
 
ヒソヒソとくだらない話をしながら、ちゅーっ。

本日の採血の結果は、ほぼ正常。まだ骨髄抑制は起きていないようで、ほっ。


看護師Aさんの変身

2005年01月12日 11時12分09秒 | 05.入院生活
PIC_0006-05【いなりを枕にして爆睡するのりまき】

看護師たる者、いつも冷静でなければ…、という気負いもなく、朗らかで、きゃぴきゃぴしていて、とても可愛い看護師Aさん。
また担当の看護師さんとしてお世話になることになった。

私のおかん位の年齢の患者さんの退院説明をし始めた看護師Aさん。
「あんまりねぇ~、動いていかんよぉ。手術してまもないでしょぉ。ほんだでねぇ~ …… 」

 
アッ、変身した(;¬_¬)

 
べったべたの名古屋弁である。

看護師Aさんは、みのもんたテリトリーのお姉さん説得用の、名古屋弁の使い手でもあった。


とりあえず、退院してみた

2005年01月05日 06時51分57秒 | 05.入院生活
PIC_0193【なすび】
突然ですが、一時退院する事になった。
切除した臓器の病理検査の結果がまだでない事と、異様に回復が早かったので、やることがなくなってしまったためだ。
嬉しい誤算。

なしゅびぃ~!
ふじこぉぉ~!
いなりんこぉ~!
のりのりまきまきぃ~!
もうすぐ帰るよぉ。
(↑飼っているネコの名前です)

写真を見て、ブツブツしゃべる。
にやにやして写真を突っついてみる。
写真のネコのおでこを、なでなでしてみる。

し、しまった(汗)
  …………不気味な事をしてしまった。


看護師Aさん

2005年01月03日 10時52分28秒 | 05.入院生活
PIC_0171【いなり巻き】
入院生活で、一番お世話になるのが看護師さんである。
看護師さん次第で嫌な検査や測定も、「屈辱」と感じるか「回復を計る楽しいもの」になるか天と地の差ができる。

まだ体に管がいっぱい刺さっていた、術後4日くらい経った日。大腸の回復具合を見るために(腹部への忘れ物チェック?)レントゲンを撮りに行く事になった。
当然、別棟へ歩いていけるほど回復はしていないので、看護師Aさんが車椅子を引いて連れて行ってくれることになった。
去年の年末の一番寒かった日である。

エレベーターに乗り、1階に着きドアが開くと、着込んで行ったにも関わらず、めちゃくちゃ寒い。
看護師さんの制服は半袖。
「きゃ~!寒いぃぃぃぃぃ!」
叫んだのは看護師さん。
車椅子を押すスピードがめちゃくちゃ上がる。

キ、傷に響くんですけどぉぉぉぉ~(ToT)
看護師さぁぁ~ん! 走ってませんかぁ?

この人、ちょっとドジなんですが、苦しかった時、この看護師さんの笑顔にかなり救われた部分があり、大好きな看護師さんの1人である。


お正月ならではの入院生活

2005年01月02日 15時13分27秒 | 05.入院生活
goma【友人のネコ。かなりのおばあちゃんである】
年末からお正月にかけて入院する事は、緊急でもない限りあまりないことである。
なぜなら、どんな重症患者もできれば正月くらいは自宅に帰りたいと願う。
また、看護師さんや医者だって正月くらいはゆっくりして、リフレッシュしたいのだ。
だから、年末から病棟人口はどんどん減っていく。

さて、気になる食事なのだが、やはり正月メニューだった。
●大晦日・夕飯……てんぷらそば
●1月1日・朝食……雑煮+タツクリ・かまぼこ・かずのこ
●1月1日・昼食……鯛の塩焼き+筑前煮
●1月1日・夕飯……車えび塩焼き+レンコン酢ずけ

とこんな具合である。
ご飯のおかずというより、酒のつまみという感じで、思わず「お酒はないよね」と聞いてしまった。

私も親父も酒飲みではあるけれど、昼間から飲みたいタイプではない。
唯一、正月だけが「朝から」酒を飲む特別な日だった。

正月に酒を飲まなかったのは、中学生以来かもしれない。


もしもし、ここは病院ですよ

2004年12月17日 16時20分56秒 | 05.入院生活
入院して1日目。
もっとへこむかと思ったが、意外と精神的には全く普通。
自分の部屋にいるのと全く変わらず過ごせる自分の神経の図太さに、今更ながら驚く。

いただいたコメントにも書いたが、看護師さんが最高に頼りになって、すごく親身になってくれるせいかもしれない。

で、いつもなすびに起こされる朝6時~6時30分、眠くて仕方がないのに目が覚めてしまった。
なすびが来て5年間、1人で朝起きたのは初めてだ。習慣とは恐ろしい。

朝食の時間が近づいたので食堂に行って何気なく外を見ると、事故だ。
単車と軽自動車の接触事故だ。単車に乗っていた男性は倒れたまま動かない。

不幸中の幸い、ここは病院、しかも東海地区で最高の医療スタッフをそろえるN大病院だ。

………。

救急車がきた。

( ̄(エ) ̄)エッ?!

怪我をした男性は救急車に乗せられた。

もしもし、ここは東海地区で最高の医療スタッフをそろえるN大病院ですよ。何をしているんですか?

ガン病棟の中心で病院の宣伝を叫ぶが、届かない。
病院の人がタンカを持ってきて運べばいいのではないか?
私は間違っているのか?

ズベズベとお茶をすすりながら経過を見守る事にした。

救急車は停まったまま、時間はただ流れていく。

もしゃもしゃとパンを食べだした頃、救急車が動いた!
 
 
 
 
Σ( ̄Д ̄;)ハァ!?
 
 
 
 
救急車は数百メートルの距離を走ってN大病院の救急窓口へ入っていった。
 
 
 ……
 
 
Ψ(`Д´;)Ψ 何をやっとるんですか
 

 
私の朝食は全てなくなった。ご馳走様でしたm( _ _ )m


入院

2004年12月15日 19時28分48秒 | 05.入院生活
PIC_0352【定番。いなりの寝顔です】

さて、明日から入院になります。
まだ担当医も決まらず、治療方針も告げられず、非常に不安の中の入院です。
国立の大学病院なんですが、かなり不安を抱えています。

私のガンは第2期に入っており、5年以内に3割から4割が死亡する状態です。せっかく一緒に暮らしているネコどもの最期を見届けるには、あと15年は必要です。

手術と抗ガン治療がうまくいくことを願うばかりです。