10/2の朝になると、熱は37度台まで下がっておりましたが、汗ぐっしょり。
入院当日の夜中、汗でべたべたになったので、着替えたいと言ったら、夜だから駄目だと言われ、殺意がわいていた朝だったけど、主任看護師さんが担当になり、頭洗ったげようか? 着替える? とか言ってくれて、殺意がマイナスに(←結構ちょろい患者w)
この日のCRPは15.5。白血球は5300。
退院は遠いことを確認。
この日、隣に錯乱したばあちゃんが緊急入院。
何を話しても痛い痛いといって、どうやら点滴とか刺しても自分で抜いているらしい。
うわー・・・今晩は寝れんなぁ。。。と思い、徹夜グッズを下の売店まで買いに行く。
向かいの人とも仲良くなったので、ばあちゃんがあんな感じなら、しゃーないでトランプでもするだ!とか言っていたら・・・
夜だけはナースセンターに一番近い部屋に移動になっていた。
次の日、隣に戻ってきたばあちゃん。見舞のルールを知らない大量の子供(初老のおっさん)と孫とひ孫も一緒に移動してきた。
大部屋で大きな声で話しまくり(朝9時から!)、誰かわからんけど、私の机は何度も蹴られる。
しかも大半が同じ話の繰り返し。
そんなに子供がたくさんいるなら、金出し合って個室入れたれ!
そこで好きなだけ喋ってこいやーっ!
ここはがん病棟だぞーっ!
黒riderが降臨しようとしましたが、すぐにシボシボにしぼんでしまいました。。
ひたすら耐える時間を過ごし・・・・。
蜂窩織炎には勝てんかった。。。
このばあちゃん、帰ってきたらボケてもなく、ちゃんとしてた。
でも、結構な御年なので、一人でなんか喋っていたりしてまして、看護師さんとのやり取りも、納得しているようでしてなかったり、変なところはサクッと納得したり、カーテン越しに大爆笑でございました。
夜は超寝れる睡眠薬(最上級のデパス)を飲んで寝るということで、夜の九時には飲んでいました。
なのに。
どうやらその後、ベッドから立ち上がっているような・・・気配が???
え゛、ナースコールした方がいいよな、と思った矢先、看護師さんが猛ダッシュでやってきました。
「えーーーーーーーーー!どーしたの、何がしたいの、座っとらんといかんがねー。危ないがねー。転ぶがねーっ。」
↑超矢継ぎ早攻撃
ま、わからんでもない(爆)
ばあちゃんはテレビが見たいとおっしゃっておりました(爆)
もう消灯なのに。
睡眠薬飲んでフラフラなのに。
看護師さん「もう消灯だからね。寝ましょう」
ばあちゃん「わ、わしゃ・・・テレビが見たい。毎週見とる・・・」
看護師さん「テレビカードがないと観れんで、明日旦那さんに頼みましょうよ」
ばあちゃん「毎週みとるんだわ、あの・・、テレビが見たいもんで」
看護師さん「睡眠薬飲んだでしょう。キツイやつだで動かないでえ~」(←半泣きw)
ばあちゃん「わ、わしゃ、信頼がないんだなぁ・・」(←拗ねた!)
看護師さん「そうじゃなくてー。私でもフラフラになって立てない薬なんだよー」
ばあちゃん「そか。(←あっさり納得) じゃあ、我慢して寝にゃあいかんなぁ」
ちなみに、ばあちゃんはスロー再生のように喋りますw
そのばあちゃんが、いるべき科に戻っていくという。
そんな朝。
すいましぇーーーーーん。
すいましぇーーーーーん。
すいましぇーーーーーん。
え゛え゛?
誰を呼んでいるんだろう??
ナースコール押してるつもりなのかな??
カーテンをめくってめくってめくって・・・おばあちゃんがでてきた!
「どうかされました?」
「今日何日だね?」
ぷ。
「今日は10月4日ですよー」
ばーちゃん らぶ。
せっかく楽しめそうだったのになぁ。
病棟を移って行きました。
はよ良くなれよー。