子宮頸がん治療のはなし+副鼻腔がんも少々

2004年の年末に手術しました。
不具合はありますが元気でやっていますよ!
不安な人は気軽にコメントをどうぞ!

放射線治療の副作用

2005年03月13日 09時46分28秒 | 04.放射線治療
PIC_0050-05【喧嘩の途中にお邪魔して撮りました】

子宮頚ガンは「扁平上皮ガン」と「腺ガン」の2種類に分類され、「扁平上皮ガン」であれば完治する確率が非常に高いし、大半がこの種のガンであるらしい。私ももれなくこのタイプのガンだった。
このガンは放射線に弱く、またシスプラチン・5FUの抗がん剤にも弱いことが既に分かっており、この2つの治療をすることで、ほぼ完治できるという多くの症例がある。医者が自信を持って治療できるガンだといえる。

さて、放射線治療にも2種類あって、ガンが切除できない場所にあったり、大きすぎる場合は、直接ガンに強い放射線を当てる方法と、切除したあとの再発防止策として弱い放射線を毎日少しずつ当てる方法である。

私の場合は後者であったため、放射線を当てること自体、何も苦ではなかった。
※前者の場合、かなりの苦痛を伴う場合がある。

ただし、25日間連続照射によって、細胞検査で奇形細胞が出てきているという結果が出た。
腸や膀胱など、放射線を浴びていた部分が炎症を起こしやすくなっているのも、そのせいかもしれない。

奇形の具合は軽度であるらしいので、そのうち治っていくらしい。


抗がん治療(1)放射線治療

2005年01月18日 19時07分43秒 | 04.放射線治療
PIC_0086【捨て猫。皆にエサをもらって丸々と太っていました】
私の子宮に巣を作っていたガンは扁平上皮癌といって、ポピュラーなタイプなヤツだった。
コイツは放射線に弱く、浴びると死んでしまう特徴がある。
そのため、放射線を約1ヶ月間、同じ場所に毎日照射する。

毎日全く同じ場所に照射するために、放射線科の専門医はどうするか。

腹部に油性ペンで印をつけるのだ。いわゆるトンボ(十字のマーク)である。たくさんの十字が、腹のあちこちに書き込まれる。
大の男が2人がかりで、サインペンを持って、女の下腹部に落書きをする様は、何だか可笑しい。

rider、殿方にこんなに下腹部を見つめられた事は、今までに1度もない。
しかし、「いや~ん、はぢゅかちいっ」とも思わないのも、34歳たるゆえんか。

寝転がった私の腹に、書き書きしている先生の頭を二つ眺めて、こんな事を思っていた。