子宮頸がん治療のはなし+副鼻腔がんも少々

2004年の年末に手術しました。
不具合はありますが元気でやっていますよ!
不安な人は気軽にコメントをどうぞ!

おススメ書籍です

2014年09月23日 11時11分43秒 | おススメ書籍
がんと一緒に働こう!―必携CSRハンドブック がんと一緒に働こう!―必携CSRハンドブック
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2010-05

私もリンパ浮腫対策の部分を執筆しました。
他の項目も、ほとんど患者さんで原稿を書いた珍しい本とも言えます。
がんで手術ゃ抗がん剤などで後遺症がある場合、どう対応したらいいのか。
働くこととの両立を考えた日本で最初の本だと思います。

 

がんサバイバー―医学・心理・社会的アプローチでがん治療を結いなおす がんサバイバー―医学・心理・社会的アプローチでがん治療を結いなおす
価格:¥ 4,320(税込)
発売日:2012-06

医療者向けの本ですが、患者が読んでもいい本だと思います。
下の本の勝俣先生も監修しています。
 

「抗がん剤は効かない」の罪 「抗がん剤は効かない」の罪
価格:¥ 1,296(税込)
発売日:2014-03-25

抗がん剤は効かないとか、奇跡のようにがんが治るとか、ショッキングあるいはセンセーショナルなタイトルで購買数を増やす戦略に対しては、患者側は冷静に対処しなければならないと思います。患者が絶対に陥ってはいけないところを気づかせてくれる本だと思います。
著者の勝俣先生は、とても優秀な腫瘍内科(抗がん剤を使ってがん治療をする専門家)の先生です。一度講演を拝聴しましたが、寝てる?休んでる?と心配になるほど勉強家で患者さんとしっかり向き合う先生でした。

 

がん哲学外来の話~殺到した患者と家族が笑顔を取り戻す がん哲学外来の話~殺到した患者と家族が笑顔を取り戻す
価格:¥ 1,296(税込)
発売日:2008-08-30

今はがん哲学外来をしていないとのことですが、この先生と話がしたいなーと思わせる本でした。
ちょっと心が軽くなるところもありますし、がんと言う重いテーマで生死の話をしているにもかかわらず、ちょっと笑えたり。
これはどちらかというと患者の家族の方に読んでいただきたいなと思います。

 

★以下、治療ガイドラインを一部紹介します。

 
がん治療にかかわらず、治療方法がある程度確立されているものは、ガイドラインという名前の書籍があります。
これは世界中の論文より、一番治る確率が高いとされている治療方法をまとめたものです。
したがって、難病や罹患数が少なく治療実績が少ないものに関しては、ガイドラインがありません。
ガイドラインのない病気は、医師の判断に大きく差が出るケースも多いので、セカンドオピニオンを取って、複数の医師の意見を聞くのがいい方法だと思います。

もしもあなたが病気になった時、ガイドラインを検索するのはとてもいい方法だと思います。あ、検索しなくても、担当医に聞くのが一番早いか。

ガイドラインは数年から5年ぐらいのスパンで大きく見直されることがあります。

新しいものを参考にしてくださいね。

※治療ガイドラインには医療者用と患者用がありますが、難しい表現が苦手な方は一般用がいいと思いますが、一般用がないのもあります。

 

がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2014年版 がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2014年版
価格:¥ 3,240(税込)
発売日:2014-06-23


 

がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版 がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版
価格:¥ 1,944(税込)
発売日:2011-07-25

 

がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版 がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版
価格:¥ 2,160(税込)
発売日:2011-07-25

 

終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン 2013年版 終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン 2013年版
価格:¥ 2,592(税込)
発売日:2013-02

 

子宮頸癌治療ガイドライン 2011年版 子宮頸癌治療ガイドライン 2011年版
価格:¥ 3,024(税込)
発売日:2011-12

 

卵巣がん治療ガイドライン 2010年版 (第3版) 卵巣がん治療ガイドライン 2010年版 (第3版)
価格:¥ 2,808(税込)
発売日:2010-11-22

 

子宮体がん治療ガイドライン 2013年版 子宮体がん治療ガイドライン 2013年版
価格:¥ 3,024(税込)
発売日:2013-12-18

 



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6 コメント

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★お返事 (rider)
2014-10-15 18:34:27
●じ~さん
 
ありがとうございます(>▽<)

著名人の人って、忙しくてほーって置いてしまうんでしょうかねぇ。
なんて、私もヒトのこと言えんのですけど。
 
私の頃は、本当に何も情報がなくて、セカンドオピニオンという言葉も、ようやく広がりつつある頃で……
まだまだ先生の言う事に納得さえすれば、もうよろしくって感じでした。
 
今は情報がより取り見取りですよね~
 
では、近いうちに、このコメントを参考にさせていただいて、記事アップしますね(>▽<)
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Unknown (じーさん)
2014-10-14 21:39:04
はい、読みまくりました!

著名人の闘病記に多かったのですが・・・・自覚症状があるのに、なぁーんでそこまでほっとく!?はよ病院行かんかいっ!!って、手に汗握りました(あ、表現合ってないですか)

岸本さんの癌エッセイは、働くお一人様女子・一人暮らし・切腹手術した人には、いろいろ参考になります。(えーっと読者ターゲット狭いかも?)

柳原さんの「がん患者学」は三冊シリーズで、全部読もうと思うと大変ですが、柳原さん自身の闘病体験がやはり参考になりました。(柳原さんの闘病記録でとても印象に残っているのは、なんと言っても「便」に関する記述!術後いろいろと食事に工夫されたようなのですが、「すっくと一本」(!)という便の形容に驚きつつ、それに憧れてますの 術後の私。)
その後再発し(亡くなるのですが)、その手記も「百万回の永訣 がん再発日記」として出版されています。某放射線科医も登場します(なんかドラマみたいね)。

そうですね、このお二人の闘病記、(お一人様高齢女子として(笑))おススメいたします!
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★お返事 (rider)
2014-10-14 18:08:24
●じ~さん
 
さすが!じ~さんです(>▽<)
本当に片っぱしから読まれたんですね!
 
ではでは、ぜひ、じ~さんselectとして、『がんから始まる』『がん患者学』を紹介してもいいですか?
もうすでに亡くなった友人の書いた本もあるので、患者目線の本も紹介しようかな。
 
先日、金スマで近藤医師が出演したらしいんですが、あれはイカンっっ
治療した人にも悪い影響与えるし、正しいならまだしも何であんな偏った考えを取り上げたのか……
 
本当に残念っっ
 
あれは気にしないでくださいっっ
ムシムシっっ
 
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Unknown (じーさん)
2014-10-14 09:35:54
私もRSS登録いたしました!

退院した後になってから、私はガイドラインや闘病記を読みあさっていたことを思い出しました・・・
本当にこの手術で良かったのか?とか、転移再発のリスクは?とか、主治医には聞きにくい雰囲気だったのもあって、術後に改めて自分の病気を調べた感じですね。
そして、図書館でがんがん癌関係の本を借りまくってました。婦人科系癌で出版されている闘病記はひととおりほとんど読んだかも(苦笑)とにかく「おひとりさま」の術後暮らしが、とーっても不安でしたし。
そんななかで、女性おひとりさまで同年代に癌になった方の本は、不安を和らげるのに役立ちました・・・。岸本葉子(虫垂がん)の『がんから始まる』ほかのがんエッセイや柳原和子(卵管がん)『がん患者学』シリーズとか・・・。
riderさんたちが出版された書籍も読みましたよ~やはり励まされました。まさしく同病相憐れむ、もちろん良い意味で!

某放射線科医の癌本シリーズは、術後に読むのはちょっと辛い。『「抗がん剤は効かない」の罪』を読んでみようと思います。
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★お返事 (rider)
2014-09-28 08:51:58
●nakaさん
 
ありがとーーーっ(>▽<)
たまにはまともなことも書くんだよ、ワタシww
 
最近は先生もガイドラインを読むのを勧める先生もいるみたいだね。
いろいろ知りたい患者さんや家族にとっては、基本的なコトを勉強するにはいいよねーー
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Unknown (naka)
2014-09-27 15:02:00
これもリンクさせてもらいました~♪
(事後報告)
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