昨年末、おかんの副鼻腔になにやら大きな腫瘍があることが発覚し、生検をしたものの、鼻の骨が曲がっているために、うまく細胞が取れず、入院して生検をしたところ、線がんだとわかりました。
その後全身をチェックしたところ、肺にも影があることがわかり、気管支からの肺生検したものの失敗。
結局、胸腔鏡でガッツリと腫瘍を採ったのが今月初め。
肺の影は転移性のものであるとわかったら、耳鼻科の主治医、動きが突如新幹線並みにっ!
即、放射線科医との面談を手配。翌日電話がかかってきて、再度主治医と面談。放射線科医も推した陽子線をしたいと伝えると、即紹介状作成。翌日陽子線センターへ行くことができた。
そこで、クズのような医師からいろいろと説明を受け、4月からは保険適用になる症例なので、4月から治療を開始したいとのこと。ただしそれには、化学治療が聞いていて腫瘍が増悪していないという事実が必要とのこと。
(もう一人の先生はちゃんとしてたよ。1人だけがクズに近かった!まあ、でも、おかんの中で化学療法という選択肢を植え付けてくれたので、クズでもよしとする。)
最初、おかんは抗がん剤は絶対に嫌だと言っていたのだけれど、そこで素晴らしい看護師さんと出会い、「私も治療しているけど、こうして働けているからね。大丈夫だよ。怖くないから」と声をかけていただき、抗がん剤もやろうという流れになりました。
さて。そうなると頭頚部のがんとして、転移がある場合の治療方法として、標準治療は放射線治療とシスプラメインの化学療法のミックスを提案されるはずなのだが・・・・。
その根拠が、頭頚部は扁平上皮癌がほとんどだからということがわかったんだけど、おかんのかがんは腺がん。
rider、悩む。
で、また耳鼻科の先生から電話がかかってきて、陽子線医師との面談の翌日、また面談。
そこで陽子線センターの言い分とか、あれやこれやを報告。
(陽子線センターのクズ医師の手紙が簡潔すぎ&主語がないので、よくわからんかったらしいwwww)
そこで治療の方向性なども意見を伺いつつ、シスプラメインはどうなんでしょうと投げかけてみた。どうせやるなら腺がんにフォーカスした化学療法(例えばタキサン系とか)がいいんじゃないかと。
快く承諾していただき、いくつか薬剤をチョイスしますと約束していただきました。
この後、おかんと話したら、抗がん剤を拒んだ理由としては、吐くから。
吐くの怖い、調子悪くて寝たきりは嫌だ!という思いがあったみたい。
なーーーんだーー、もっと早く言えよー。
いまどきそんなキツイの最初にやることは少ないよーーーん。
私の頃なんか比にならんぐらい、楽になってるし、患者の扱いも丁寧だよぉぉぉ。
制吐剤もいいの出てきたしぃぃぃ。
っていっても、昔の治療を体験したことないから、言ってもしょうがないんだけどね。
なので、言いませんでしたわ。
そして翌週にCAPかTCか、タキサン系の単体投与かの3つの提案をしていただいた。
TCしか選びようがないんだけどwwww
と、心でツッコミ入れつつ、TCで行くことにその場で決定してきました。(おかんもおとんもわからんっていうし)
その際、おかんは今まで寝込んだことがなく(ちょっと盛りましたw)、吐くこともないような丈夫な人生だったため(ちょっと盛りましたww)、寝込んだり吐くことに対して、非常に恐怖心があり、それで抗がん剤を拒否してたと、先生にもしっかり伝えました。
おかん・・・イッパイイッパイで、私が一生懸命伝えていたのを聞いてなかったかもだけどねww
TCが効いてくれれば、そのあと陽子線へ引き継ぎ、その後再度化学療法するかわからんけど・・・・みたいな流れになることが見えてきた。
ここまで長かった・・・・。
良くも悪くも今年は治療元年だっ!
*CAP・・・シクロホスファミド+アドリアマイシン+シスプラチン
*TC・・・カルボプラチン+パクリタキセル
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます