PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

中古マンションのすすめ12

2012-11-03 18:07:32 | 日記
 身につけておきたい「構造」の知識を書かせて頂きます。耐震強度偽造問題が

世間を騒がしたのも記憶に新しいのですが、この界隈では、守口市のある設計事務所が

耐震偽造で摘発されています。また、大手ハウスメーカー、ゼネコンやサブコンなども

大きな問題にはなっていないのですが(ならないようにしているみたいです)色々と問題を起こしています。

最近では、S林業さんが約3000棟の戸建てに対して問題のある建物を行政から指摘されました。

 

 広告などの物件概要の部分をよく見るとそのマンションがどんな構造で建てられたがが

記載されています。「構造」の項目に、「RC」「WRC」「SRC」のいずれかの表示

がなされています。

 この3つのタイプの違いは、「RC」は、鉄筋コンクリート造のことです。文字どおり鉄筋とコンクリート

で建てられたもので、一般に広告では建物を柱や梁で支えるラーメン構造を採用した場合に表記した場合に

表記されます。ラーメンとは、ドイツ語で「骨組み」と意味です。遮音性や耐震性に優れているのですが

梁や柱が部屋内に出っ張っているため部屋が歪になっている場合があります。

 「WRC」は、鉄筋コンクリート造でも壁式構造とよばれるものです。柱や梁を使わずに床や

壁で建物を支えるタイプのもので部屋を広く取れてコストも安くできています。

 「SRC」は、鉄筋コンクリートではなく、鉄骨鉄筋コンクリートを使ったラーメン構造です。

RCより丈夫ですが、コストは高くなります。

 このほかに、私自身はその物件を見たことはないのですが、「S造」もありますが、遮音性

や耐久性で劣っているとされているのでご注意下さい。

 では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。