11月22日、ホテルニューオータニの「寛土里」で開かれている宗像利浩展に行ってきた。
会津本郷焼の陶芸家で、土の「力」に加えて「品」を醸す作品をつくる、日本で当代随一の陶芸作家だと、私は考えている。
日本陶芸展で文科大臣賞を受けたり、招待作家としても複数回出品しており、図録では作品をしばしば見ている。が、本物を見るのは久しぶり。やっぱり、違いますな、生は。
オープンを待ち切れず、 . . . 本文を読む
11月3日にマルモッタン・モネ展を東京都美術館で見たばかり。フランスの芸術を体感してきたばかりだ。その余韻は、まだ脳の深い部分に残っている。
その「花の都」で起きた殺戮のニュース。
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もちろん、ヨーロッパが、アフリカ、中東、アジア、中南米、アメリカ大陸の先住民族、南太平洋の島々に対して行ってきた侵略、殺戮などの犯罪行為は承知している。映画「アラビアのロ . . . 本文を読む
好きな画家は? と問われれば、
「やっぱ、モネ」
つきなみだけど。
前衛画家をわざと持ち出していた生意気盛りもあったが、50歳を過ぎてみると、あらためて印象派の絵が心にしみてくる。
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3日の「文化の日」、妻と小学6年生の息子と3人、東京都美術館で開催中の「モネ展」に出かけてきた。マルモッタン美術館の所蔵品に接することができる貴重な機会だ。作家の名前だ . . . 本文を読む