小学3年生のとき、父がセントバーナードの仔犬を買ってきた。
生後1ヶ月くらいのメス。名前は「リブ」。父が名付けた。
「ウーマン・リブ」ムーブメントの機運が、アメリカから日本にも波及してきた頃である。
「力強く生きる女性という意味をこめて、リブ。大型犬のメスにはピッタリの名前だろう」と、父が威張っていたのをはっきりと覚えている。
父は、とにかく大きいものが好きだった。中 . . . 本文を読む
【5月13日の記述】
「ちゃぶ台」という単語を、7歳の息子はきっと知らないだろう。しかし、息子にとって有為なアイテムになっている、と、このところ感じている。
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震災後、妻の実家からおじいちゃん、おばあちゃんが我が家に避難して来た。
ただでさえ手狭だった家に住人2人増。食事は朝晩とも、居間に折りたたみ式テーブルを広げて、みんなで座って取ることとなった。休 . . . 本文を読む
【5月5日の記述】
五月晴れ 真っ青で どこまでも高い空 山肌をなでる清風 淡紅色の山桜。
磐梯熱海の温泉街から北に上ること10キロ。「石筵(むしろ)ふれあい牧場」は、ゴールデンウイークが桜の盛り。
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「早蕨(さわらび)の 握りこぶしを振り上げて 山のほおづら 張る(春)風と吹く」
何だかは忘れたが、古典落語のどれだかに出てくる都都逸。ここ十 . . . 本文を読む
震災前後に書いた原稿が、まだあった。震災直後の被災者受け入れや自分の異動などで全く忘れ去っていた「生活雑感」。前回ブログ同様、一応記録としてアップしておく。
【3月末頃の記述】
サッカー、なわとび、将棋。
7歳の息子が現在、夢中になっているもの。
ヴァイオリン、英会話、将棋。
49歳の私が現在、嗜んでいるもの。
ヴァイオリンと英会話については、いまのところ . . . 本文を読む