会社の後輩が、中国出張から帰って来た。
「三国志」の豪傑・関羽で有名な荊州などに行ってきたのだが、みやげが出色であった。
「熊猫巧克力」。直訳すれば「パンダ・チョコレート」。箱にはかわいらしいパンダの親子の写真があり、その隣にそのチョコレートの写真が3つ並んでいる。が、その写真ははっきり言ってパンダじゃない。箱を開けると、さらにパンダじゃなかった。
パンダといえば、白黒の斑である。目 . . . 本文を読む
21日から22日にかけて、母と、母の妹夫婦、母の姪の計4人が会津を訪れた。会津在勤・在住の私が案内役を務めた。75歳の母を筆頭に61歳の姪まで、男1人、女3人で平均年齢は70歳。
磐越高速道で車で来たのだが、インターチェンジの外まで迎えにいって待っていると、母の携帯電話から連絡があり、インターチェンジ1キロ手前でパンクした、とのこと。路肩に停車しているらしい。JAFに頼めば確実だが、高速内で . . . 本文を読む
アメリカ産牛肉の輸入が再開され、スーパーの店頭にも、堰を切ったように並び始めた。「アメリカの畜産業、さらには農業の将来は私たち日本が保証しましょう、そのかわりにミサイルから守ってね」とでも言うように、である。
で、アメリカの牛肉って、そんなにおいしかったろうか? BSE問題が起きる前から、そんなにわれわれは好きだったのだろうか?
食材が産地によって味が変わるのは理解できる。しかし、牛 . . . 本文を読む
最近、とても気がかりなのである。新聞やテレビが変調を来たしてはいないか、報道機関が基礎体力を失ってはいないか、と。
言うまでもなく、新聞やテレビとは政府や地方自治体などの広報機能ではなく、逆に、公権力や搾取階級への監視機能を担うべきはずだ。しかし、その尖兵であるべき記者たちが、このところ、公権力に安易に同調してしまったり、または自社の「営利団体としての都合」に合わせた記事を書き、それを恥じ . . . 本文を読む
齢四十五、中肉中背、胴回りのみメジャー級。妻1人子1人。
「家庭」と言う小さな池に棲みつき、これまた「会社」と言う小さなプールとを
往復する毎日の中で、女房子どもが寝静まった夜のしじまに、第3の
ビールをうぐうぐっとやっては、ちょっとだけ「大海」に憧れながらアルコールと
自分に酔っている器の小さなオヤジである。
そんなある夜、唐突に思ってしまった。
「池やプールは狭くって泳ぎづ . . . 本文を読む