１０円玉

　１０円玉。 　いつもポケットに何枚かある。 　１円玉、５円玉、１００円玉、ほかの硬貨がないときでも１０円玉はだいたいある。 　邪魔ではないけれど、もっと違うのであればいいなぁ、と思っていた。例えば１００円玉。硬貨の王様のようである。 　ー　ちなみに私の子どものころは５００円玉はなかった。札だった。５００円は札として威厳を感じていたが、硬貨になって安くなってしまったと感じる。という . . . 本文を読む

真 メール活用術

　「仕事に関する問い合わせは、メールでと相手の方にお願いしているんです」とある中小企業の社長。 　申し出の内容を簡潔に無駄なく伝えてもらえる。 　アポイントの必要もないから、空いた時間に応対できる。 　仕事を効率よく進めるためには、メールは便利なツールである。 　　　　　◇ 　が、彼のメール活用術は、実は、さらに深化した「効率」を求めていた。 　「メールは、相手の申し出を . . . 本文を読む

君の「決断」は「英断」として成就する

　会社の後輩が、新たな道を進むために退社した。 　まずは、「おめでとう」。 　君は、閉塞したこの現状から勇気をもって抜け出し、自分の道を自分の足で歩くための権利を獲得した。 　これからの歩む道は、君の努力次第でそのゴールが決まる。 　　　　　◇ 　この不安定なご時勢に、決して高給とはいえないまでも「正社員」の立場を自ら放棄するとはなんて無謀な、とも思う。 　きっと親や先輩連 . . . 本文を読む

当局語

　ウィキペディアの信用性は、ここ数年で格段に落ちている。 　多くの人たちの書き込みによってつくりあげる―という発想は良かった。 　ただ、役人が手前勝手に操作したり、企業の恣意的な書き込みが連発したりで、もはや「世界のみんなからの情報で成り立つ」という理想は崩れてしまっている。 　「郡山市」の欄を見ていて、少し落胆してしまった。 　福島県の交通の要衝であることや経済活動が比較的活発 . . . 本文を読む