まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.245 各駅巡り・叡山電鉄(1)

2015-09-08 10:59:28 | 鉄道
おはようございます。



各駅巡り、近江鉄道編がそろそろ終わりに近づいてきたこともあるので、今回からは3路線並行ということになりますが、叡山電鉄編をお送りしていこうと思います。走ったのは盆休みに入った、少し薄い雲が空にかかった蒸し暑さを感じる日、夏の甲子園も真っ最中と言うことで、耳にはイヤホンを差し込んで熱戦を聞きながら走りました。それでは行ってみることにしましょう。





奈良を出て国道24号線をひたすら北に走ること約3時間、やっとのことでたどり着いた叡山鉄道の始発駅、出町柳駅。京都市の中心地からは北に離れた所にあってあまり来ることがない所、今回はこの駅から各駅巡りのスタートです。それにしてもさほど大きくない駅なのに人はいっぱいで電車の本数も多い。京阪電車への乗換えや観光地貴船、鞍馬と言った涼しさを感じる場所へ出かける人が多いのだろう。少し先に進んで所にある踏切で早速電車の姿を1枚、たった1両の車両は満員だった。







最初の駅、元田中駅は上下線のホームが踏切を挟んで位置している、この踏切の道が東大路通、伏見街道の東福寺付近から京都市街地に入る時にいつも走る道がここまで続いている。駅は無人駅で駅舎はなくそのままホームに入ることができる、ややっ!やってきた電車は2両編成の観光仕様の列車か、早速お目にかかれることになるとは。次の茶山駅までは線路を沿ってすぐに行ける。








茶山駅から更に線路沿いを行くと北大路通の踏切へとたどり着く、あ、パトカーだ、注意されるかも知れないからここはイヤホンを外して走ることにしよう。道はここから少し入り組んだ所を進んで次の一乗寺駅、前の二つの駅と比べると結構賑わいを感じる駅だ。ここで行っておきたいのが駅から東へ行った所にある一乗寺下がり松、宮本武蔵と吉岡一門の決闘の地として有名な所だ、と言っても自分(一人称)はこのエピソードは大河ドラマでしか見たことがないからあまり詳しくはない。何しろ大勢の敵に宮本武蔵が一人で挑んで行ったと言うことくらいしか印象に残っていない。その下り松は駅前の道を東に進み、白川通を越えた所の坂道の途中にある。ドラマでは広い平原みたいな所が決闘の地となっていたので、こんなに起伏のある場所だったのかと意外な気がした。







上って来た道を戻って行くがその途中にある店には『武蔵』の文字がちらほら、やはりそれを売りにしますか。さて、次の駅へ向かうわけだが、ここは線路沿いには戻らず白川通を行く方がスムーズに向かうことができる。その白川通は写真2枚目にもあるように道の真ん中に樹が植えられていて、夏でも涼しさを感じることができる所。やがて道は北山通と分岐するが、その北山通に入ったすぐに踏切があり、次の修学院駅はその手前にある。駅は無人駅のようだが、ホームには自動改札機があって自由に入ることができない。駅前は人や車がいっぱいで結構賑わいがある所なので、自由に入れなくしてあるのだろうか。と言うことでここでの電車の撮影は改札機越しで、それにしてもここまで行く先々で電車に出会っている。京都にあってもローカル線のイメージがあったのでこの本数には意外な気もするが、この区間は鞍馬方面と八瀬方面の両方が走っているので本数が多いのだろう。その分岐点となる宝ヶ池駅は次の駅、紹介は次回に続くと言うことで、今回はここまでとしておきます。      まちみち

No.244 めげるな、摂津市

2015-09-08 01:52:26 | まち
おはようございます。




日曜日の夜、テレビのバラエティー番組で、大阪の摂津市が地味で大阪府民にもその位置を知られていない、と言うのをやっていた。『摂津市』そんなに地味かなあ?自分的には摂津市には親戚が住んでいるし、何度か相棒と走ったこともあるのでそんなに地味と言った印象はないのですが、その番組によれば大阪南部に住んでいる人ほど(あんたらがそんなこと言える立場でもないやろ、とも思うが)、その存在をあまり認識していない感じでした。

『摂津市』のイメージと言えば・・・地図の本で『関西日帰りお出かけ地図』というのがあって、そこには各市に短いPR文が添えられているのですが、摂津市には「新幹線の"寝床"が町」と書いてある。ああ、そう言えばありましたな、鳥飼新幹線車両基地。





写真は転載なんですが、新幹線が何両も横並びになっている姿をこうやって見てみると結構爽快な光景です。そして更に摂津市にはJR東海道本線には吹田操車場跡地(写真2枚目、転載)、阪急京都線には正雀車庫(写真3枚目、これも転載)と、まさに鉄チャンが喜びそうな場所があります、と言ってもどこも気安く見学できるような所ではない様ですが。しかし摂津市の不憫な所は、新幹線にはもちろん駅はなく、JR千里丘駅は普通しか止まらず、阪急正雀駅、摂津市駅も普通しか止まらずで、優等列車からは無視されている。都心から近いからさほど気にすることもなさそうだが、この辺りにも存在感の薄さを示されているような感じだ。



摂津市にはモノレールも通っている。中央環状に沿って走っていて、市内には南摂津駅と摂津駅があるがどちらとも他の鉄道とは連絡していない。駅は高速に沿った所にあるので雑然としたイメージがあり、何か治安も悪そうな感じ。鳥飼大橋近くは新幹線の車両基地は近いものの淀川付近は工場が多く陸の孤島と言った感じ。う~ん、やっぱり地味な所と言わざるを得ないのかなあ?








写真は亀岡街道にある道標や常夜燈などを写したもの、この亀岡街道、JR岸辺駅の近い所から府道14号線を分かれて千里丘を通り過ぎて、モノレールの駅がある茨木市宇野辺まで通じている。更には北へ進んで豊能町を抜けて最終的には京都府の亀岡まで行くのは、以前このブログでも紹介させていただきました。話は逸れてしまったが、その岸辺から府道を分かれた辺りは摂津市を通っている、と言っても写真を見てみると1枚目、2枚目にははっきりと市の表示は『吹田市』となっているし、他の道標などもみな吹田市にあるものになっている。地図で見てみると、この亀岡街道がちょうど吹田市と摂津市の境界線となっていて、どうやら街道は吹田市に所属するような形になっているようだ。ああ、ここでも摂津市は不憫な思いをさせられるはめになってしまっている。
ちなみに摂津市出身(何か早口言葉みたいやなあ)の有名人にプロサッカー選手の本田圭佑選手がいる、小学校、中学校は摂津市の学校に通っていたと言うことだが、高校は石川県の星稜高校へと進学、地元ではダメだったんかなあ。
何かまるでええトコなしのままの摂津市、でもめげることはない、自分(一人称)は決して摂津市は地味だ、存在感がないとか思っていない、大阪府にはもっと地味な市があるではないか。
モノレールの始発駅がある市や、
堺市に合併されそうになった市や、
摂津市と同じく旧国名を市名としている市など・・・
すみません、今回は



と言うことで、ここまでとしておきます。      まちみち