まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.266 伊勢志摩の旅(4)・志摩の灯台

2015-09-28 09:24:40 | ふうけい
おはようございます。



伊勢志摩の旅も随分と間が開いてしまいました、決して忘れていたわけではないんですが、機会と言うかタイミングと言うかなんたらかんたら・・・、と前置きはさておき、前回の続きを行ってみることにしましょう。


志摩市の太平洋に沿う辺り、その南北両端の岬には志摩の海の風景を象徴するかのように立つ灯台、ここには昨年夏と更にそれ以前の2回、訪れています。今回はその時の旅の記録を基に、灯台巡りと行ってみたいと思います。





写真1枚目、近鉄穴川駅から続く道の途中で内海とその向こうに見える志摩スペイン村を撮ったもの、パルケエスパーニャや立派なホテルがあるのですが、写真では全然見えませんねえ。ここから海沿いの町へ向かうには少し距離があって、パールロードの手前にあるコンビニの所から分岐する細い道へと入り、山の中をアップダウンを越えて行かなければならない。
やがて集落の中を進むようになり灯台に向けて北へと進むと、駐車場からいきなり水着の女性が出てきた。えっ!と思い少し先まで進むと、今度はいきなりと言う感じで進行方向右手側に海が現れた、ここまで海が全然見えない所を走って来たが、後で地図で確かめると案外近くを走っていたらしい。ここからは上り坂となって安乗の町並へと差し掛かって行く、海が近く明るい雰囲気を感じる町並を通り過ぎてまずは安乗漁港へ(写真2枚目、3枚目)。







漁港を後に今来た道を戻り、途中の分岐点から安乗崎灯台へと向かう。目指すべき灯台は岬の先端に立っている、四角い姿が特徴的な灯台だ。付近は公園になっててその両側から海を見渡すことができる、波の音がここまで聞こえてくるくらいに激しく打ち寄せてくる。









さっき走って来た道を戻るように進んで海沿いの町並を南へ向けて走る、海沿いと言ってもこの区間は海が見えない。それもそのはずで、この通りには浜からの砂が飛んでくるのを防ぐための槇の生垣が町を覆うようしてに植え込まれている。旧街道とはまた一味違った町並の風景を過ぎるとその先は海水浴場の近くで人で賑わう場所、その後はアップダウンの繰り返す道を通り過ぎて、大王の町並へと差し掛かって行く。ここもさっきの安乗と同じく明るい雰囲気を感じる町、そして灯台のレプリカが立つ漁港へとたどり着く。次に目指す大王崎灯台はこの漁港の一角の海に沿う道から入って行き、途中から狭い坂道となって土産物屋や魚介類を売る店が建ち並ぶ中を上り詰めた所に立っている、まさにこれぞ灯台と言うくらいにシンプルな形の大きな灯台だ。






さっき走って来た道を戻って波切の町並を抜けて国道260号線との交差点に出る。ここを真っ直ぐ行くと志摩の海が見渡せる展望台に行くことができるが、そちらに向かうのは次回の伊勢志摩の旅編で、と言うことで、今回はこの交差点を左へ曲がって御座白浜方面へと向かう。途中で国道と分かれて南側の海に沿う道へ、ここから見える海はまさしくまじりっけのない太平洋。志摩の西日に照らされた明るい雰囲気を感じる町並を通り抜けて最終的にたどり着いたのは御座漁港、さっき走った国道260号線と再び合流するが、その国道はここが終点、その先はもう海である。その海、英虞湾を船で渡って対岸にある近鉄賢島駅へと向かうことにするが、その航路は自転車をそのまま載せることはできないので、相棒のお勤めは今回はここでおしまい。このままでは何となく味気ない終わりとなってしまうので、次回はこの走りとは別のルートで賢島へと至った話を、伊勢志摩の旅最終回としてお送りしたいと思っています。今回はここまでとしておきます。      まちみち