まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.250 ローカル路線バス乗り継ぎの旅(その2)

2015-09-13 20:19:31 | 日記
おはようございます。


昨日は3週間ぶりに走りに行ってきました。目的地は池田、宝塚方面、特に何があるからと言うわけではなく、どこへ行こうか・・・と考えて決めた結果がこの方面となった。



(阪急電車)


(池田市、五月山動物園にて)

ただ今回の走りにはちょっとしたフラグがありました。それは昨夜NHKで放送されたドラマ『経世済民の男 小林一三』関西にとってだけでなく全国でこの名前はもう御馴染み、阪急電鉄、宝塚歌劇、東宝、松岡修造の生みの親です、あ、最後は違うか。前編では阪急電鉄の前身である箕面有馬電気鉄道が開通したところまで。空気がきれいな田園風景が広がる北大阪の地域に鉄道を敷いたわけだが、ご存知の通り今はそんな風景ではなく家々が建ち並ぶばかりの退屈な風景ばかり。箕面から池田にかけての高い所だけが、ほんの少しだけ自然を感じられるくらいだった。



(池田市、小林一三記念館付近)


(宝塚にて)

この記録については、町巡り池田市編、各駅巡り阪急宝塚線、箕面線などでお送りしていこうと思っておりますが、正直言って阪急宝塚線、かなり面白くないかも?退屈な風景の中、人が多い場所を縫うように走ったので写真もろくに撮れず、各駅巡りもほとんど淡泊に済ませています。ただお蔵入りにはしたくないし、昨夜の小林一三役の阿部サダヲもなかなか良かったので、敬意を表してどこかで機会を得てお送りしようと思います。


そのドラマの前にやっていたのが『ローカル路線バス乗り継ぎの旅第21弾』。家に帰って来た時は半分くらい終わったところ、とりあえずさっき、録画したのを全部見ました。大阪の人、すみません、奈良テレビはリアルタイムで見れるのでお先に失礼と言う感じですが。結果は・・・ネットでもう知ってる方もいるとは思いますが、ここでは言わないでおきましょう。


(スタート地点、堺旧灯台)

(ポイントとなったJR紀伊田辺駅)


(チェックポイント、本州最南端潮岬)

今回は紀伊半島をぐるりと巡って行くバスの旅。スタートは南海堺駅、堺はバス天国と言うくらいに路線が網羅しているが、それは市内に限っただけのこと、その後はあまりの繋ぎの悪さに苦戦してましたね。特に和歌山市を過ぎた辺りからは、太川リーダーも散々なくらいの苦戦ぶり、今回はキレがないと言うか、繋ぎの悪さにイライラしていてそれが表情に表れてしまっていて、対応してくれたバス会社の人も少し引き気味な様子だった。カメラが回っていても余裕がなくなるとああいう表情になってしまうんでしょう、それだけコースが難解だったと言うこと。ただ奈良県民からすれば、紀伊半島横断に世界遺産と来ればやはり五條~新宮ルートは発見してほしかった。



太川氏もこれだけ長くバス旅に関わっているのだから、日本最長距離を走るこのルートはもちろん知っているものだと思っていたが、昨日は全く話題にも出さなかった。海沿いコースにとらわれて奈良の方に目が向かなかったのか、終点の新宮が潮岬より向こう側だから敬遠されたのか、2日目の出発前でもまだ間に合ったのだから残念やなあ~と言う気分で見てました。
実はこのバス旅最終日、鳥羽のゴールを目指していた日は、自分(一人称)がこの前三重県内でJR参宮線を各駅巡りで走った日の前日だったとのこと、このことはネットで知りました。そこにはルートの行く先々での目撃情報が挙げられたり、バスの時間を先乗りで調べたり、挙句の果てにはある駅での3人の様子から成功か失敗かを断定までされてしまう始末。昨夜はリアルタイムでテレビを見ていたが、結果についてはネットで予想されている通りだった、こういうのは見ていても興醒めになりますね。番組の人気が上がってきたこともあるが、もっとリアルタイムで楽しむことはできないんかなと思います。




写真は今回のゴールとなった鳥羽の鎧崎灯台、鳥羽駅からは結構な距離の場所にあります。今ここでお送りしている伊勢志摩の旅では、前回のお伝えの区間にこの灯台があって前を通り過ぎているのに写真を見つけられずに載せることができませんでした。と言うことでここに写真を載せておきました、ただ、この灯台、見るからにレプリカっぽいなあ・・・今回はここまでとしておきます。       まちみち

No.249 箱根輪旅2015・最終章後編

2015-09-13 06:45:01 | 箱根
おはようございます。箱根輪旅2015シリーズ、今回が最終回です。


箱根旅が終わり、JR小田原駅前で相棒をたたむ。久しぶりの箱根走り、毎回自分(一人称)のわがままに付き合わせてしまってどうも御苦労様、奈良までゆっくり休んでくれたらいいで~。
小田原からはJR東海道本線、三島で新幹線に乗り換えて京都まで帰るが、三島を出た直後で窓の外は結構な雨降り、となると箱根の途中で何度か雨には合ったがここまではきつくなかったので、これはもうついてたとしか言いようがない。自分(一人称)は結構日頃の行いはいい方だと思っているが天気には見放される質なので、今回は箱根の神様に感謝しなければ。







(三河屋旅館、蓬莱園)




(国道1号線最高地点を過ぎた辺りにある石仏群)


前日、東海道遠州路を走り終えて三島の宿に入った時は暗い気持ちだった。天気予報では明日(箱根旅当日)までは関東地方だけが晴れマークだったのがついに雨予報に変わり、東海道では坂道で転んだこともあって下りが怖くなってのコース変更、そして大涌谷の火山活動が活発になったことによる立入禁止のための予定変更。それでもせっかくここまで来たのだからと言うことでハラを決めた、もう行ってまえ~!てな感じで。翌日JR三島駅のホームに立った時には、雨のことも大涌谷のことも忘れて、とにかく箱根に行ける楽しみ、過去最高の箱根旅にしようという気持ち、それだけだった。






(霧に煙る芦ノ湖)







(桃源台付近にて)


小田原駅の天井につり下がる大提灯、箱根登山鉄道小田原駅を出てカーブを曲がった時に見えてくる風景、箱根湯本駅の「箱根の山は天下の剣」の発車メロディー、信号場での運転士と車掌の入れ替わり、嵐の前の静けさの中の強羅駅前、国道1号線最高地点の看板と石仏群、元箱根遊覧船乗場前の大賑わい、駅伝ランナーの気分で走る箱根駅伝往路ゴール地点、桃源台駅のロープウェイのロープがきしむ音、仙石原の湿原が風に揺れる様子、宮ノ下駅へと続く坂道、大平台での毎度の渋滞、箱根湯本駅前の喧騒・・・挙げればキリがないけれど、どれも印象に残る箱根の風景、情景。過去最高の箱根輪旅とは決して言えない旅だったが、4年ぶりの箱根、存分に味わせていただきました。






(仙石原の風景)


ここまで長々と、4ヶ月もかけてお送りしてきた箱根輪旅2015、その記録については一応これにて完結です。今のところ次の旅の予定はありません、まあお金も時間もないので仕方ないところだが、それでもきっかけなんて突然なものだから、急に行くことになったりするかも。逆にまた何年もご無沙汰になるかも知れない。さて、気になる大涌谷なのですが、つい一昨日(11日)噴火警戒レベルが2に引き下げられたとのこと、ただレベルの数字が少なくなっただけで現場は立入禁止区域や通行止区間はこれまで通りだと言うことです。最近はまた話題にもならなくなってしまった大涌谷ですが、自分(一人称)はこの成り行きは遠く関西から、いい加減なマスコミに変わって見守り続けていきたいと思っております。今回はここまでとしておきます。       まちみち