「あれ?逆じゃない?」
先日のお菓子教室でクレームダマンドをうきうき作ってたら先生にそう言われて
良く見たら先生の木べらは時計回りにぐるぐるしてた。
右手で持ったら普通時計回りだよ、って言われてはじめて
自分が逆回転なことに気づく。
試しに時計回りにしてみたらそれはそれで問題ないけど
どっちが違和感ないかっていったら逆回り。
利き手は右なんだけど利き足は左なんだなって
知ったのは小学生、ゴム跳びがきっかけだった。
右足ひっかけてからはじめると全くだめで
左足からやってみたら上手くいった。
厳密に言えば手のほうも、お箸は断然右手だけど
紙なんかを数えるのは左手の方が早かったりで
どっちも使えるといえば聞こえはいいけど、どっちも使えないってことでもある。
私みたいのをグーフィーって言うんだよって教わって
調べたらサーフィンやスノボの言葉みたいだった。
右利きの人は軸足の右を後ろで立つんだけど
左を後ろにしたほうが安定する人をそう呼ぶそうだ。
語源としては「ちょっと変」って意味らしい。
ほんの少しだけ「ちょっと変わっててカッコイイ」的な
ニュアンスもあるんだって聞いて嬉しくなった。
だけど「パソコンがグーフィーで」って言ったらそれは
動作がうまくいかなくなってることだそうで
やっぱり全然カッコよくはないんだった。
生き物全般に右利き、左利きの区別があるが
その他の生き物はだいたい半分ずつ存在するのに比べ
人間だけは右利きが90パーセントを占める。
これは社会に適応するのに、同じ規格じゃないと馴染めないから
というのが理由なのだそう。
左利きの人の脳みそは、左右の機能が右利きの人と反対になってるか、
言語脳と空間脳が左右の両方にある(右利きの人は片側のみ)。
一概にどっち利きのほうが優れた脳みそだとはいえないけど
右脳のほうが左脳より弱いから、左利きの人には
特有の病気にかかりやすいというデータがあるらしい。
小さい時に友達とごはんを食べてて
「あんた、ぎっちょだね!」と言われてものすごく驚いたことがある。
友達の母親がすかさず、「違うわよ、あんたがぎっちょなのよ」と言った。
友達は左手でお箸をつかんでおり、左隣の私のお箸としょっちゅうぶつかるんだった。
でも当時の友達との力関係からすればおそらく私がぎっちょなんで間違いなかったし
もしかしたら友達は今も左隣の右利きを睨みつけてるかもしれない。
そして私はその時の言葉の勢いの恐ろしさを忘れられず
未だに友達のことも「ぎっちょ」って言葉も苦手である。
お菓子教室の先生は、木べらで混ぜる分にはどっち回りでもいいというし
教室にはちゃあんと左利き用の包丁が用意されてる。
社会の規格に人を合わせるのはそれこそちょっと変。
左利きがカッコいいとか天才とかいうのもちょっと変。
小さな子に「左利きはおかしいから治しなさい」って言うのはすごく変。
反時計回りの味のクレームダマンドをこれからも作ろうと思う。
あ、時計回りで作ってみて味の違いを探そうかな。
先日のお菓子教室でクレームダマンドをうきうき作ってたら先生にそう言われて
良く見たら先生の木べらは時計回りにぐるぐるしてた。
右手で持ったら普通時計回りだよ、って言われてはじめて
自分が逆回転なことに気づく。
試しに時計回りにしてみたらそれはそれで問題ないけど
どっちが違和感ないかっていったら逆回り。
利き手は右なんだけど利き足は左なんだなって
知ったのは小学生、ゴム跳びがきっかけだった。
右足ひっかけてからはじめると全くだめで
左足からやってみたら上手くいった。
厳密に言えば手のほうも、お箸は断然右手だけど
紙なんかを数えるのは左手の方が早かったりで
どっちも使えるといえば聞こえはいいけど、どっちも使えないってことでもある。
私みたいのをグーフィーって言うんだよって教わって
調べたらサーフィンやスノボの言葉みたいだった。
右利きの人は軸足の右を後ろで立つんだけど
左を後ろにしたほうが安定する人をそう呼ぶそうだ。
語源としては「ちょっと変」って意味らしい。
ほんの少しだけ「ちょっと変わっててカッコイイ」的な
ニュアンスもあるんだって聞いて嬉しくなった。
だけど「パソコンがグーフィーで」って言ったらそれは
動作がうまくいかなくなってることだそうで
やっぱり全然カッコよくはないんだった。
生き物全般に右利き、左利きの区別があるが
その他の生き物はだいたい半分ずつ存在するのに比べ
人間だけは右利きが90パーセントを占める。
これは社会に適応するのに、同じ規格じゃないと馴染めないから
というのが理由なのだそう。
左利きの人の脳みそは、左右の機能が右利きの人と反対になってるか、
言語脳と空間脳が左右の両方にある(右利きの人は片側のみ)。
一概にどっち利きのほうが優れた脳みそだとはいえないけど
右脳のほうが左脳より弱いから、左利きの人には
特有の病気にかかりやすいというデータがあるらしい。
小さい時に友達とごはんを食べてて
「あんた、ぎっちょだね!」と言われてものすごく驚いたことがある。
友達の母親がすかさず、「違うわよ、あんたがぎっちょなのよ」と言った。
友達は左手でお箸をつかんでおり、左隣の私のお箸としょっちゅうぶつかるんだった。
でも当時の友達との力関係からすればおそらく私がぎっちょなんで間違いなかったし
もしかしたら友達は今も左隣の右利きを睨みつけてるかもしれない。
そして私はその時の言葉の勢いの恐ろしさを忘れられず
未だに友達のことも「ぎっちょ」って言葉も苦手である。
お菓子教室の先生は、木べらで混ぜる分にはどっち回りでもいいというし
教室にはちゃあんと左利き用の包丁が用意されてる。
社会の規格に人を合わせるのはそれこそちょっと変。
左利きがカッコいいとか天才とかいうのもちょっと変。
小さな子に「左利きはおかしいから治しなさい」って言うのはすごく変。
反時計回りの味のクレームダマンドをこれからも作ろうと思う。
あ、時計回りで作ってみて味の違いを探そうかな。