ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

午前中に整形外科に行く

2021年04月07日 | 介護
午前中に整形外科に行く。
帰ってきてお昼を食べたら睡魔に襲われうたた寝をする。
起きて裏の生協にお使いに行き、天ぷらを揚げて油揚げを煮、うどんの夕食にする。
夕食の後片付けをする時にうどんのどんぶりを流しの手前にぶちまけた。
母に怒られ雑巾を渡されたが、雑巾でどうなるものではなかった。
キッチンマットも床もうどんの汁がぶちまけられていたのだ。
キッチンマットは洗濯し、床は拭いて事なきを得た。
幸い丼は壊れてなかった。
その後、コーヒーのフィルターでヨーグルトの水切りをする。
母が「大変だね」と言う。
「それ?飲むのかい?」とまで言い出した。
水分を切って硬くなったヨーグルトを飲むと思ったらしい?
どのようにして飲むのか?
認知症になったらわけの変わらないとこばかり言う。
今日が何年の何月何日の何曜日かを覚えていない。
毎回考えて適当なことを言う。
いまだに下着のシャツを3枚も着、その上にカーディガンやチョッキを着ている。
5枚も着ていることを自慢し、薄着の私に強要する。
作った料理は決まって文句を言う。
朝からお弁当用に天ぷらを揚げたり、肉じゃがを作っていることを「大変だね」と言う。
市販の冷凍食品で埋め尽くされたお弁当は嫌なのだ。
旬を味わい、季節季節の物を食べたいのだ。
あれもダメ!これもダメ!なら楽しみは食べることしかないのだ。

今年はきちんと桜を見る間もなく

2021年04月07日 | 介護
今年はきちんと桜を見る間もなく過ぎて行く。
私の病院の帰りに用水路の桜を見た。
整形外科に行く途中の小学校の桜を見た。
近所の家裁の桜を見た。
お使いに行く途中の桜を見た。
氏神様の桜を見た。
眺めただけで愛でてはいない。
通りすがりに見ただけで愛でてはいない。Facebookのお友達が隣町の幸手の権現堂の桜の写真をアップしてくれた。
隣町と言えども我が家には車がない。
免許もない。
その昔、旦那と自転車で行った。
満開の桜を愛でる。
ゆっくり愛でる。
いささかコロナ禍は飽きてきた。
自粛自粛の生活も飽きてきた。
ましてや自宅には認知症の母がいる。
なかなか思うように外出も出来ないので、まだまだやらなきゃあならない手続きは後回しだ。
明るく楽しい老後はいつのことやら?
蓄積される日々の疲労と心の疲労に、身体は悲鳴をあげている。
今、
私は寝込むことも入院することも許されない。私は母の介護をし、家事をし、静かに自分の死と向き合うのだ。
死ぬ前には美味しい物を食べて、好きなところに行って、好きなことをしてみたい。
このまま何もせずに死んで行くのは嫌なのだ。
整形外科の待合室でブログを更新する。
70人以上いた患者は少しずつ減ってゆく。
この辺りでは評判のいい整形外科です。
リハビリの機械も最新式です。
広い駐車場には止められずに車は道路まで占拠しています。
早く治るといいなと思います。