前倒しで心療内科に行った。
7日に母が特養に入るのだ。
それまでにあれこれやることは山積みなのだ。
心療内科の先生に母のことを話したら涙が出てきた。
不甲斐ない娘だったことを…。
嫌っていた母を愛おしく思った。
残された母の命に特養の面会時間は土曜日か日曜日にわずか5分から10分だと言う。
たった5分や10分で何が話せると言うものか?
不甲斐ない娘だったことを詫びたかった。
母の愛情を育て方をはき違えていたことに詫びたかった。
仕方がないことと言えば仕方がない。
自宅では主人の介護もあるのだ。
主人の出来ないことは私がする。
母に詫びて礼を言いたかった。
私のことは時折娘だったことは忘れていますがね。