ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

些細なことで母を泣かす

2021年10月22日 | 介護
些細なことで母を怒らせ、泣かせてしまった。
自分が生きていることに、この世に私と言う存在がいることに嫌気がさしている。
さりとて死ぬ勇気は持ち合わせていない。
キッチンのテーブルに伏せて涙した。
母を泣かせた私が悪いが、私の存在がこの世にいることの方が悪いような気がする。
もしも勇気があればとっくに命は絶っていたと思う。
しかし私にはその勇気さえ持ち合わせてはいないのだ。
どうしようもない行き場のない私は、母の介護で行き詰まり、頼
あてのない私は自分をいつも責めている。
つかの間の幸せははらはらと指の間からこぼれる砂のようでもあるのだ。
海岸で作った砂山が波にさらわれてゆく。
いっそのことその波に自分もさらわれて行けたらいいなと思う。
私と言う存在をこの世から消し去りたいのだ。
多くの迷惑をかけた人達に死んでお詫びが出来るとは思ってはいないが、この世から私と言う存在自体がいなくなれば、おのずと喜ぶ他人もいることだろう。
私は63年生きてきて多くの他人に迷惑をかけてきた。
何の罪滅ぼしも出来ずにこの世を去るのだ。
もしも私が母より先に死んだら母のことは誰が看るのだろう?
いっそのこと母も主人も道連れにしようと、バカなことを思う。
人間は何んと嫌な生き物だとつくづく思うのだ。
たった一人の母の介護も満足に出来ない自分を責めています。

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