今生今世~KENNYasia

ミニシアター系映画、お店周りの雑感、アジア旅雑記など

千恵子さん2

2006-03-14 07:51:57 | 朋友/friends
高砂は寒かった。山から海へ吹きさらし風の中の鈍行ホームで 追憶した。

 お葬式は嫌いやからせんといて。お墓も入りたくない。

千恵子さんはそういったそうだ。

 骨は1年だけ日本において、そのあと砂浜にまいて欲しい。 日本の海は嫌やわ、ハワイもにぎやか過ぎるし、そうやなぁ・・マレーシアの海がいいわ。私が死んだら、二人で行ったマレーシアの海に骨をまいて欲しいわ。。


なぜ病気の事も入院中も伝えてくれなかったんだろう。
ここ一年間、音信不通のままだったことが悔やまれる。なぜ?
千恵子さんは明るい人だった。楽しい事が好きだった。 
だから、つらい姿は見せたくなかったんだろう。答えはそうに違いない。

  約束どおり、ご主人はGWにマレーシアの海に息子を連れて行くそうだ。

   
教わった甘夏のマーマレード


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1 コメント

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Unknown (*chiko*)
2006-03-15 11:05:11
胃がんで若くして亡くなった親友のお母様は、住民検診を受けて発見されて、そのときには既に手遅れで・・・
入院されてからお見舞いにウチの母も懇意にしていたので行きたかったのですが、激やせされてたようで、おしゃれで美人な方だったので「顔をみられたくない」と拒否されてました・・・

お通夜のときには、パパさんや親友は顔を見てやってください・・・といってくれましたが、ママさんがきっとイやだろうし元気だったころの顔を覚えておきたかったので遠慮しました。。。。


きっと千恵子さんもそうだったのでは・・・

亡くなった人が何が悲しいって、忘れ去られることだと聞きました。
こうして折にふれ、思い出すことが何よりの供養だと。。。

あたしもときどき亡くなった親族や友人たちのことを思い出します。
いきていたくても生きられなかったみんなのことを思うとき、自分の生き方を自問自答します。。。

明日やろ、今日はいいや!ってすぐに考えるナマクラな人間なので。
でも明日のあさ目覚められる確約はありません。
事実19歳で寝ている間に急死した後輩がいました、、、

もっと毎日を一生懸命に生きなくては、亡くなっていった人たちに申し訳ないです。。。


さて、さっさと片付けをすませて、新幹線に乗りにいきます!
土曜日、とっても楽しみです~
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