『真夜中のブルース』、『星空のブルース』の大ヒットにより、ベルト・ケンプフェルトといえばブルース、
ブルースといえばケンプフェルトと語られるようになったベルト・ケンプフェルト楽団の1960年代前半に
リリースされたブルースを五曲取り上げてみます。中には殆どヒットしなかった楽曲もありますが、
いずれも【P盤アワー】で取り上げられていましたので強く印象に残っています。
また、その多くはケンプフェルト自身の作曲によるものです。
『欲望のブルース』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”The Aim Of My Desire” Bert Kaempfert
今回取り上げる楽曲の中で唯一【今週のベストテン】に登場したブルースで、1961年6月第3週に第9位にランク、
その後2週にわたってランクインしていました。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『欲望のブルース』 YOUTUBEより
『純愛のブルース』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”Only Those In Love” Bert Kaempfert Orchestra
こちらは1962年3月頃の小ヒットでした。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『純愛のブルース』 YOUTUBEより
『暁のブルース』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”Echo In The Night” Bert Kaempfert Orchestra
こちらは1962年7月頃に『アフリカン・ビート』とのカップリングでリリースされていますが、『アフリカン・ビート』は
【今週のベストテン】に登場しましたが、『暁のブルース』はそれほどのヒットではありませんでした。
個人的にはこちらの方が好みでした。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『暁のブルース』 YOUTUBEより
『夕映えのブルース』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”Without Your Love” Bert Kaempfert Orchestra
こちらは1963年9月頃に『テンダリー』とのカップリングでリリースされていますがヒットには至っておりません。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『夕映えのブルース』 YOUTUBEより
『面影のブルース』 ベルト・ケンプフェルト楽団
”Someone” Bert Kaempfert Orchestra
こちらは1963年11月頃のリリースで、ビリー・ヴォーン楽団もカヴァーしています。
↓はベルト・ケンプフェルト楽団の『面影のブルース』 YOUTUBEより
手元にベルト・ケンプフェルト楽団のCDがあるのですが、楽曲についての詳細が不親切です。
昔はレコード(LPやEP)ジャケットやケースの裏面には詳細や解説があったのですが…
なお、『夕映えのブルース』と『面影のブルース』につきましてはリリース時期の記憶が少し曖昧ですがお許しください。