”Louisiana Mama” Gene Pitney
この曲は1961年にジーン・ピットニー自身が作詞・作曲した典型的なロックンロールです。
アメリカではジーン・ピットニーの二枚目のシングルとして ”Take Me Tonight”のB面として発表されていますが
殆ど売れずランキングの記録も残っておりません。
しかし、これが日本で爆発的な人気となり、1962年2月第三週に【今週のベストテン】に初登場すると14週連続で
ベストテン入りし、3月には3週連続でベストワンに輝いています。
タイトルや歌詞にある ”Mama”なのですが、ルイジアナなどの南部の州では恋人のことを指すようで、 ”Mama”と
言ったり ”Baby”と言ったり、英語って本当にややこしいなと思ったものでした。
She's my red hot Louisiana Mama
From a town called New Orleans
Golden hair and eyes of blue
My real live Dixie queen
My Louisiana Mama
From New Orleans
↓はジーン・ピットニーの『ルイジアナ・ママ』 YOUTUBEより
このジーン・ピットニ―ですが本来はシンガー・ライターで、リッキー・ネルソンの『ハロー・メリー・ルー』 やボビー・ヴィーの
『ラバー・ボール』なども彼の作品です。
また歌手としては『リバティ・バランスを射った男』(全米4位)が【今週のベストテン】に登場しましたが、映画主題歌の『非情の町』、
『メッカ』、『恋の二分の一』、『恋のジューク・ボックス』、『僕と月とキューピッド』などはランクインせずマイナー・ヒットに
終わっています。
個人的には『恋の二分の一』(全米12位)が好みなのでこれも貼っておきます。
『恋の二分の一』 ジーン・ピットニー
”Half Heaven Half Heartache” Gene Pitney
My arms reach out for you
I kiss you tenderly
But when you touch my lips
You're kissing him, not me
Why must it be
Half heaven,half heartache
My loving you, darlin'
Can't you forget that other love you knew,
↓はジーン・ピットニーの『恋の二分の一』 YOUTUBEより