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『愛の讃歌』 エディット・ピアフ

2016-12-23 16:25:11 | 名曲セレクション

”Hymne à l'amour ” Edith Piaf



1949年にエディット・ピアフが作詞、マルグリット・モノーが作曲したシャンソンの名曲で、当時ピアフと不倫関係にあり
不慮の飛行機事故でこの世を去ったマルセル・セルダンとの真実の愛の姿を綴ったものです。
その歌詞は、愛するあなたが望むなら宝物も盗むし国や友達を見捨てたりどんなことでもするという背徳的な内容で
妻子あるマルセル・セルダンとの不倫の愛を世間に堂々と語りかけ、最後にはあの世で私たちは愛し合うのだと
いった内容で、ピアフは究極の愛を高らかに唄い上げています。
そういう意味合いのシャンソンなので結婚式の余興やBGMでは絶対に使ってはならないとも言われています。

Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer
Et la terre peut bien s'écrouler
Peu m'importe si tu m'aimes
Je me fous du monde entier
Tant qu'l'amour inond'ra mes matins
Tant que mon corps frémira sous tes mains
Peu m'importe les problèmes
Mon amour puisque tu m'aimes

↓はエディット・ピアフの『愛の讃歌』 YOUTUBEより



また、アメリカに渡ると1953年に ”If You Love Me” のタイトルでジェフリー・パーソンズが英詩をつけ、翌年には
ケイ・スターが唄ってヒットしていますが、日本では1963年のブレンダ・リー盤がお馴染みになっています。

『愛の讃歌』 ブレンダ・リー

”If You Love Me” Brenda Lee



If the sun should tumble from the sky,
If the sea should suddenly run dry,
If you love me, really love me,
Let it happen, I won't care,
If it seems that ev'ry thing is lost,
I will smile and never count the cost,
If you love me, really love me,
Let it happen, darling I won't care,

↓はブレンダ・リーの『愛の讃歌』 YOUTUBEより