『エマニエル夫人』 ファウスト・パペッティ楽団
”Emmanuelle” Fausto Papetti 【YOUTUBEより】
1974年制作のジュスト・ジャカン監督による同名のフランス映画の主題歌です。
映画はエマニュエル・アルサンの自伝的小説によるもので、新しい愛の形を描いた文芸ポルノ作品です。
主題歌はシンガー・ソングライターのピエール・バシュレが作詞・作曲したもので、アンニュイな雰囲気のこの曲は
映画と共に一世を風靡、レコードもミリオン・ヒットを記録しています。
特に、主旋律を追いかけるオブリガートは独奏部の効果をさらに高め、楽曲構成面でも見事なスコアとなっています。
【映画音楽史】ではピエール・バシュレを紹介しましたので、今回はファウスト・パペッティ楽団を貼ることにします。
これも、映画のポルノ感と切り離せばイージー・リスニングとして十分に楽しめる一曲です。
関連記事
2014-12-18 映画音楽史(313)『エマニエル夫人』1974年公開