港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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本日の日替わりメニュー(70)

2018-10-05 16:44:15 | 本日の日替わりメニュー

『悲しき足音』 スティーヴ・ローレンス
”Footsteps” Steve Lawrence  【YOUTUBEより】 


この曲は1960年にハンク・ハンター作詞、バリー・マン作曲で、スティーヴ・ローレンスのシングル盤は全米7位のヒットになりました。
曲調はノリの良い典型的なアメリカン・ポップスなのですが、歌詞は愛した彼女が別れを告げて去って行った足音に苛まれながら
苦しむ男の苦悩を綴っています。
日本の【今週のベストテン】では、1961年9月第2週に登場して14週連続ランクイン(最高5位)を記録しています。
唄っているスティーヴ・ローレンスはアメリカでは1962年に”Go Away Little Girl”(かなわぬ恋)で全米No.1ヒットを飛ばしていますが
日本では『悲しき足音』のみの一発屋に終わっています。

Footsteps(繰り返し)
Why did you say goodbye to me
Now I’m as lonely as could be
And as I feel a tear drop fall
I hear your footsteps down the hall
Walking' away from me.
Why did you say goodbye?
Why did you make me cry?
Now everyday I wonder why,
Why, why why, oh why, oh 

しかしながら、この悲しい内容の歌を能天気に唄えるアメリカ人って、どんな精神構造しているのだろうと思ったものでした。