【誕生日】
☆アリダ・ヴァリ Alida Valli (1921.5.31~2006.4.22)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/77/7d2f652565a201e39135d4babf3ccbbe.jpg)
世界で最も美しい女性という肩書のもとヨーロッパの名作映画で活躍したイタリアの女優です。
ベネチアの対岸にある当時イタリア領であったイストリア半島のプーラ(現クロアチア)に生まれました。幼いころから
女優を目指し、15歳からローマの映画実験センターの演技科で演技を学んでいたところを即時にスカウトされて1936年の
"Il due sergenti " (二人の軍曹)の端役で映画デビューを果たしました。1942年には『われら生きるもの』で主演、イタリアで
数本の作品に出演していますがいずれもB級作品にとどまっています。しかし、世界で最も美しい女性という肩書のもと、
戦後のアメリカに渡って1947年のヒッチコック監督の『パラダイン夫人の恋』で一躍スターの仲間入りを果たし、1949年の
『第三の男』で世界的な女優として認められるようになりました。
1950年代初頭にはヨーロッパ大陸に戻り、『夏の嵐』や『さすらい』などの映画史に残る名作に主演し、1961年には
アンリ・コルビ監督の秀作『かくも長き不在』で大きな存在感を示しました。
その後も世紀を超えて女優を全うし、2002年に現役を引退しています。
【主要出演作品】
1942年『われら生きるもの』 Noi Vivi
1947年『パラダイン夫人の恋』The Paradine Case
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1a/3fb8df806f979f0c72d4951c2e12bcb7.jpg)
1949年『第三の男』The Third Man
1951年『奇蹟は一度しか起こらない』Les miracles n'ont lieu qu'une fois
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/84/51638a0d216608a7e7400a58f04e3e69.jpg)
1953年『われら女性』Siamo Donne
1954年『夏の嵐』Senso
1957年『旅路はるか』L'amore più bello
1957年『さすらい』Il grido
1957年『青い大きな海』La grande strada azzurra
1958年『月夜の宝石』Les bijoutiers du clair de lune
1960年『顔のない眼』Les yeux sans visage
1961年『かくも長き不在』Une aussi longue absence
1967年『アポロンの地獄』Edipo re
☆クリント・イーストウッド Clint Eastwood (1930.5.31~ )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/39/a4e697729ec110a13c08134b22beb7e4.jpg)
TV西部劇『ローハイド』とマカロニ・ウエスタンで名をあげたアメリカの俳優です。
サンフランシスコに生まれ、高校時代は勉強嫌いで成績不良により退学を経験していたようです。1954年に映画界に入った
ものの、多くのオーデションを受けるも演技が下手すぎるとの理由でことごとく失敗していましたが、1958年にTV西部劇の
『ローハイド』の準主役として転機を図りました。
1964年にまだ無名だったセルジオ・レオーネ監督から『荒野の用心棒』の主演として迎えられ、マカロニ・ウエスタンの
スターとしてようやく日の目を見ることになりました。
【主要出演作品】
1964年『荒野の用心棒』 Per un pugno di Dollari
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1b/df8c7f7f599b1524c39f85e2704f36a9.jpg)
1965年『夕陽のガンマン』 Per qualche Dollaro in più
1967年『華やかな魔女たち』 Le Streghe
1968年『奴らを高く吊るせ!』
【ご命日】
★ジョヴァンニ・フスコ Giovanni Fusco (1906.10.10~1968.5.31)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/fe/fe61e952b3918a8c3c1328c625571ef4.jpg)
主にミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画音楽を担当したイタリアの映画音楽家。
主な映画音楽作品として『女ともだち』『太陽の誘惑』『太陽はひとりぼっち』『赤い砂漠』などがある。