港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『11月7日』

2019-11-06 17:37:39 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆アル・ハート Al Hirt (1922.11.07~1999.4.27)



巨漢のヒゲ男として人気を博したアメリカのトランペッター、歌手、楽団指揮者です。
警察官の息子としてルイジアナ州ニューオリンズに生まれ、6歳の頃に父親からトランペットを与えられてジュニア・バンドで
トランペットを吹いていました。1940年にシンシナチーの音楽学校で勉強して、ドーシー兄弟の楽団やレイ・マッキンレーの
ニュー・グレンミラー楽団などのスイング ビッグバンドに参加した後に自己のデキシー楽団を結成し1960年にRCAと契約ました。
巨漢とヒゲの風貌でニューオリンズの名物男として人気を博し、1962年の映画『恋愛専科』でゲスト出演して『アル・ディ・ラ』を
演奏し、1964年には『ジャワの夜は更けて』で全米4位を記録するミリオンヒットを放ちました。また、1966年から始まった
TV番組『グリーン・ホーネット』(駆け出し時代のブルース・リーが主人公の相棒として助演)のテーマ曲「 くまん蜂の飛行 」が
大ヒットするなどで米国内でも人気者になりました。
また、ニューオリンズのフレンチクォーターに自身のクラブをオープンして活動を続けていましたが、巨漢が災いしたのか足の
浮腫のために車椅子生活となり76歳の時に肝不全で帰らぬ人となりました。

【主要演奏曲】
1962年『アル・ディ・ラ』Al Di La【YOUTUBEより】

1963年『ストレンジャー・イン・パラダイス』Stranger In Paradise 視聴
1964年『ジャワの夜は更けて』Java 全米4位【YOUTUBEより】

1964年『外は寒いよ』Baby, It's Cold Outside【YOUTUBEより】

1966年『グリーン・ホーネットのテーマ』Green Hornet Theme  視聴


【ご命日】

★フランシス・レイ Francis Lai (1932.4.26~2018.11.07)



クロード・ルルーシュ監督作品で頭角を現わしたフランスの映画音楽家。
主な映画音楽作品として『男と女』『パリのめぐり逢い』『白い恋人たち』『雨の訪問者』『ある愛の詩』などがある。


★スティーヴ・マックィーン Steve McQueen (1930.3.24~1980.11.07)



映画『荒野の七人』で一気にブレイク、公私ともにアンチヒーローの人生に徹したハリウッド俳優。
主な出演作品として『荒野の七人』『大脱走』『ネバダ・スミス』『華麗なる賭け』『ブリット』などがある。


マリー・ラフォレを偲んで… 

2019-11-06 02:54:21 | 本日の日替わりメニュー


 *** 時事ドットコムニュースより *** 2019年11月04日17時54分
「マリー・ラフォレさん(フランスの女優・歌手)AFP通信によると、2日、スイス西部ジュノリエで死去、80歳。死因は不明。」

1960~70年代のフランスを代表する女優・歌手のマリー・ラフォレさん(80)が、11月2日にお亡くなりになられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

今日は故人を偲んで代表曲を聞くことにいたします。

『赤と青のブルース』Saint-Tropez Blues【YOUTUBEより】


『シベールの日曜日』Aux Marches du Palais【YOUTUBEより】


『ひとりぼっちの浜辺』La playa【YOUTUBEより】



マリー・ラフォレは私にとって好みの女優・歌手でした。
安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます。

【関連記事】
明日は誰の日『10月5日』その1【誕生日】
明日は誰の日『11月2日』その2【ご命日】


『11月6日』

2019-11-05 16:35:12 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆マイク・ニコルズ Mike Nichols (1931.11.06~2014.11.19)



ブロードウェイ出身でアメリカン・ニュー・シネマのホープとして脚光を浴びた映画監督です。
内科医でユダヤ系ロシア人の父親とドイツ人の母親の家庭にベルリンで生まれました。8歳の時にナチスの迫害から逃れるように
一家でアメリカのシカゴに移住し、シカゴ大学の医学部に在籍していましたが父親の死で医学を断念し演劇の道に進みました。
やがてニューヨークに出てブロードウェイの舞台演出やTVドラマで腕を上げた後、1966年にブロードウェイで演出実績のある
『バージニア・ウルフなんかこわくない』の映画化で、ハリウッド映画のガイドラインであるヘイズ・コード撤廃のきっかけを
作り、ニューシネマのホープとして脚光を浴びました。翌年の1967年には『卒業』においてアメリカの上中流階層の厭世感を
取りあげながら新しい青春像を描いて映画監督として確固たる地位を確立しました。
その後は失敗や成功を繰り返しながらブロードウェイと映画をかけ持ちして近年まで精力的に活動を続けました。

【主要監督作品】
1966年『バージニア・ウルフなんかこわくない』 Who's Afraid of Virginia Woolf? 

1967年『卒業』 The Graduate

1971年『愛の狩人』 Carnal Knowledge
1974年『イルカの日』 The Day of the Dolphin



【ご命日】

★ミゲル・アセヴェス・メヒア Miguel Aceves Mejia  (1915.11.13~2006.11.06)



「ファルセットの王」と称されたメキシコでは超有名な 俳優、作曲家、歌手。
主な歌唱曲として『ラ・マラゲーニア』『祈り』『エル・パストール』などがある。


『11月5日』

2019-11-04 16:15:15 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ヴィヴィアン・リー Vivien Leigh (1913.11.05~1967.7.08)



世紀の美女と呼ばれ、映画『風と共に去りぬ』で大女優に昇りつめたイギリスの俳優です。
当時イギリス領インドのダージリンで生まれ、5歳の時にロンドンに戻り聖心修道院寄宿科学校に入学しました。14歳の時に女優を
志してパリに出てコメディー・フランセーズで演技を学び、ついでロンドンに戻って王位演劇学校に入りました。1932年には19歳
で結婚して一女をもうけています。1934年に映画 "Things Are Looking Up" の端役で映画デビューを果たし、翌1935年には映画
『無敵艦隊』で当時イギリス演劇界の秀才と言われていたローレンス・オリヴィエと共演し、運命的なW不倫の恋に堕ちました。
オリヴィエがハリウッド映画『嵐が丘』の出演したのを追って渡米し、そこでデヴィッド・O・セルズニックに出会ったことで
ヒロインのスカーレット役が決まらずに撮影を開始していた『風と共に去りぬ』の主役に抜擢されました。これの作品によって
美人女優として世界に名を知られるようになり、クランクアップと共にオリヴィエとの再婚を果たしました。
翌年にはメロドラマ『哀愁』で映画ファンを涙に曇らせましたが、この頃から肺結核に冒されて病床に伏すことが多くなりました。
1951年には『欲望という名の電車』で汚れ役にも挑戦するなど再起の兆しを見せていましたが、1960年にはオリヴィエの不倫に
よって離婚、持病も悪化して映画出演も極めて少なくなり。晩年はロンドンのアパートで誰にも看取られることなく淋しい生涯を
閉じてしまいました。

【主要出演作品】
1935年『紳士協定』Gentleman's Agreement
1937年『無敵艦隊』Fire Over England

1937年『間諜』Dark Journey
1937年『茶碗の中の嵐』Storm in a Teacup
1939年『風と共に去りぬ』Gone with the Wind

1940年『哀愁』Waterloo Bridge

1941年『美女ありき』That Hamilton Woman

1945年『シーザーとクレオパトラ』Caesar and Cleopatra
1947年『アンナ・カレニナ』Anna Karenina

1951年『欲望という名の電車』A Streetcar Named Desire

1955年『愛情は深い海のごとく』The Deep Blue Sea
1961年『ローマの哀愁』The Roman Spring of Mrs. Stone
1965年『愚か者の船』Ship of fool



☆エルケ・ソマー Elke Sommer (1940.11.05~ )



美貌とプロポーションを活かしヨーロッパで活躍したドイツのセクシー女優です。
牧師の家庭にベルリンで生まれました。10代の頃に単身ロンドンに渡り家事手伝いをしながら英語をマスターした後にイタリアへ
渡ってモデルをしながら映画の端役などにも出演するようになりました。1959年に西ドイツに戻ってダンス・パーティーに出て
いたときにウーファ社のプロデューサーに認められて映画『死の船』に主演して本格的な映画デビューを果たしました。
1962年にはフランスで『甘い暴力』に出演してきわどくて大胆な演技によりグラマー女優として売り出しに成功し、その後も
美貌とプロポーションを活かしたセクシー女優として活躍を続けました。

【主要出演作品】
1959年『死の船』Das Totenschiff

1961年『ラブ・ハント講座』Don't Bother to Knock
1962年『甘い暴力』Douce violence

1963年『誘惑の海』Verführung am Meer

1963年『勝利者』The Victors

1963年『逆転』The Prize

1964年『暗闇でドッキリ』A Shot in the Dark

1965年『バンボーレ』Le Bambole
1965年『恋するパリジェンヌ』The Art of Love
1966年『オスカー』The Oscar
1966年『おフロの女王さま』Boy, Did I Get a Wrong Number!
1967年『キッスは殺しのサイン』Deadlier Than the Male
1968年『サイレンサー 破壊部隊』The Wrecking Crew


☆アート・ガーファンクル Art Garfunkel (1941.11.05~ )



フォークロック・デュオ「サイモン&ガーファンクル」のメンバーとして活躍したミュージシャンです。
ニューヨークのクイーンズ生まれで、以下は当ブログの
『10月13日』その2
において記事にした通りですので省略することにいたします。


【ご命日】

★ジャン・ヴィゴ Jean Vigo (1905.4.26~1934.11.05)



反体制的な古典的前衛映画作家として没後に認められたフランスの伝説的映画監督。
主な監督作品として『ニースについて』『操行ゼロ』『アタラント号』などがある。


★ロバート・マックスウェル  Robert Maxwell  (1923.6.10~1991.11.05)



クラシックからポピュラー音楽に転身し、情景描写の第一人者となったアメリカのハープ奏者。
主な演奏曲として『ひき潮』『夜の静けさの中に』『シャングリ・ラ』などがある。


★ガイ・ロンバード Guy Lombardo (1902.6.19~1977.11.05)



1930~50年代にかけてニューヨークを中心に活動したビッグバンドの指揮者、ヴァイオリニスト。
主な演奏曲として『シャルメーヌ』『上海リル』『ブルーレディーに紅いバラ』『第三の男』『ハーバーライト』などがある。


★ジョニー・ホートン Johnny Horton (1925.4.30~1960.11.05)



ロサンゼルス生まれでテキサス育ちのアメリカのカントリー歌手、ギタリスト。
主な歌唱曲として『Sink The Bismarck』『ニューオルリンズの闘い』『アラスカ魂』などがある。




『11月4日』

2019-11-03 21:35:30 | 明日は誰の日

【ご命日】

★ジャック・タチ Jacques Tati (1907.10.09~1982.11.04)



スラップスティック系の風刺喜劇で人間賛歌をうたいあげたフランスの俳優・映画監督。
主な監督作品として『のんき大将脱線の巻』『ぼくの伯父さんの休暇』『ぼくの伯父さん』『プレイタイム』などがある。