最近は朝晩、寒くなってきました。そうなると防寒衣料の出番です。
タイトルにある長い名前のジャケットですが、モンベルの製品ジャンルの中ではマイナーな「トラベル」にカテゴライズされる製品です。
特徴は名前に表わされている通りフリースとウィンドシェルを一つにしたものです。
通常登山などではレイヤリングという考え方で衣類を重ね着して気温や天候の変化に対応します。
例えば、標高が上がり気温が下がれば防寒性を持ったフリースを着て、さらに風が吹いてくればその上にウインドシェルを羽織るという具合です。
それに対してクリマプラス100ウィズシェルジャケット(以下シェルジャケット)はトラベルカテゴリーの製品なのでレイヤリングの考えは取り入れていないといえます。
前置きはこのくらいにして、シェルジャケットはクリマプラス100というやや薄手のフリース生地の裏地と防風性と撥水性を持たせたナイロンの表地から構成されています。
ポケットは左胸に1個、脇に2個、右胸内側に1個と合計4個、全てシッパー付きです。
袖口は防風性を持たせるためベルクロでとめられます。
またすそは風の侵入を防ぐためドローコードで締められます。
実は私はまだそれほど着用回数は多くはないのですが、なかなか暖かく、小雨などは弾いてくれるのでこれからの季節に活躍してくれそうです。
価格もフリースやウィンドシェル単体と同等なのでお得感があります。
欠点としては防寒性がダウンほど高いわけではないので真冬に着るのは厳しいです。
さらにフリース単体よりは暖かいのでフリース+ウィンドシェル並の幅広い気温への対応性はありません。メーカーサイトにある「秋や春先の肌寒い季節のアウター」との説明はその通りだと思います。
最適着用期間が意外と短いと感じるかもしれません。