昨日はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で13人の一人、比企能員ゆかりの地を回ってみました。
最初に笛吹峠に行きました。
笛吹峠は鎌倉街道の途中にあり、坂東武者の武士団が鎌倉との間を行き来しました。
笛吹峠の名称は新田義貞の三男・義宗等が宗良親王を奉じた足利尊氏軍との戦いに破れ、この峠で宗良親王が月明かりの中笛を吹いた、との伝承から付けられたそうです。
次に巌殿山正法寺・岩殿観音に行きました。
岩殿観音は13人の一人、比企能員が頼朝の命を受けて復興した寺で、観音堂には北条政子の守り本尊である千手観音が祀られています。
岩殿観音のお堂についてはこちら(https://blog.goo.ne.jp/chrome/d/20211225)
書きました。そこで今回は参道を歩いてみました。
参道は600mあり門前町を形成し、家々には屋号が付けられていました。
この屋号は現在も引き継がれており、各家には表札とは別に屋号が書かれた木板が掲げられていました。
参道の突き当りには赤い橋のかかる弁天沼がありました。
橋を渡ると弁天堂があります。1また沼の近くには足利基氏館跡があります。
最後に扇谷山宗悟寺に行きました。
最後に扇谷山宗悟寺に行きました。
宗悟寺には二代将軍源頼家の妻・若狭の局(比企能員の娘)が持参したと伝わる頼家の位牌と頼家を失い体を蛇に巻き付かれたような苦しみから逃れるために祈願したという「蛇苦止観音」が祀られています。
境内には地元有志が建てた比企一族顕彰碑があります。