今年の祇園祭の後祭りでは11台の山鉾が巡行しました。
宵山と山鉾巡行では全山鉾を見てきましたので、それらを載せていきたいと思います。
宵山というのは山鉾巡行が行われる3日前から1日前を指します。
宵山期間は山鉾を巡行する山鉾町では会所を設けて山鉾本体や山鉾に乗せる御神体人形、あるいは山鉾を飾る懸装品(けそうひん)や美術品を公開します。また粽(ちまき、笹の葉で作られたお守り)や手ぬぐいなどの縁起物を販売します。
宵闇の中、駒形提灯に照らされた山鉾は大変美しいものです。
山鉾は大型の曳山と人が担ぐ舁き山(かきやま)があり、橋弁慶山は舁き山です。
ご神体人形は名前の通り、牛若丸と弁慶が初めて出会った五条大橋のシーンを再現したものになります。
山鉾巡行の順番は公平を期すため毎年くじ引きで決まりますが、過去の慣例からくじ取らずという順番が決まっている山鉾があります。橋弁慶山はくじ取らず、であり常に先頭で巡行されます。
橋弁慶山の会所
ご神体人形
五条大橋。山鉾巡行当日は山鉾に乗せられます。後ろに掛けられているのは山鉾を彩る懸装品。
懸装品は掛けられる位置により前部は前掛け、左右は胴掛け、後ろは見送り、という。
橋弁慶山の巡幸シーン。前掛けは上の写真に写っています。
五条大橋上の牛若丸と弁慶。牛若丸は欄干に片足で立っています。
NHK番組によると牛若丸の足部は強度を上げるためL字型になってるそうです。
Nikon Z8+z 24-200mm
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