黒主山は平安時代の歌人、大伴黒主を御神体とする舁き山です。
大伴黒主は六歌仙の一人で園城寺の神祀別当職に就いていました。
ご神体人形は黒主が桜の花を見上げて和歌を詠もうと構を練っているシーンとなります。
ご神体人形は神仏や有名な武将などが多いのですが、歌人とは如何にも京都らしい雅なセンスかと思います。
黒主山の管理主体は公益財団法人黒主山保存會であり、烏帽子屋町の住民が中心となっているようです。
江戸時代までは烏帽子制作の職人が多く住んでいたそうです。
御神体人形の大伴黒主。
会所はマンション1Fのロビーに畳を敷いて設けられていました。ご神体は多くの懸想品に囲まれています。
山鉾の基部。
黒主山の駒形提灯。
山鉾巡行時の黒主山。黒主は桜を見上げています。
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