クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

聖林寺と安倍文殊院

2023年01月25日 13時19分51秒 | 旅行
奈良旅行の4日目はレンタカーで飛鳥&桜井方面にドライブしました。
最初に美しい仏像として知られる十一面観音像のある聖林寺に向かいました。
高台にある聖林寺は眺めがよく遠く三輪山と卑弥呼の墓とも言われる箸墓古墳を望めました。
国宝・十一面観音立像は特別の個室中央に収められており、見せ方も上手く崇高な美しさを感じました。
十一面観音以外にも本堂には石造の地蔵菩薩などが安置されていました。
聖林寺の次に近くの安倍文殊院に行きました。ここの目玉は先日も書きましたが渡海文殊菩薩像群です。文殊菩薩を乗せている獅子像は巨大で初見のインパクトは大きかったです。
また境内には飛鳥時代に作られた西古墳があります。


右側の山は三輪山、左上奥にに箸墓古墳。



西陣織で再現した十一面観音。


安倍文殊院


渡海文殊菩薩群

飛鳥時代の古墳で古墳内部の築造技術が優れている、との定評があるそうです。

西大寺見学

2023年01月24日 15時18分43秒 | 旅行
平城京跡を見学した日は西大寺と唐招提寺も見学しました。
西大寺は孝謙天皇(重祚して称徳天皇)が東大寺を創建した父・聖武天皇にならって創建した大寺です。
往時は東大寺に次ぐ規模を誇っていたそうです。
その後衰えたとはいえ歴史ある大寺なので国宝、重文指定の仏像が多くありました。
訪問日は幸運にも秘仏の愛染明王も公開されていました。
個人的に特に興味深かったのは渡海文殊菩薩像群です。これは中国から日本に海を渡って仏教を布教しようとする文殊菩薩と従者を表したものだそうです。
中央に獅子に乗った文殊菩薩、左右に4人の従者がいます。
参考までに安倍文殊院の渡海文殊菩薩は以下をご覧下さい。
実は後日上記の渡海文殊群像も見てきました。西大寺の文殊菩薩群像の中では善財童子が可愛らしく、つぶらな瞳が灰屋健次郎の小説、兎の眼として有名です。確かに濁りのないきれいな目をしていました。

唐招提寺は手入れの行き届いた美しい寺です。腕が千本ある巨大な千手観音立像があり、最初見た時その迫力に驚きましたが、久しぶりに再会することができました。




以上4枚は西大寺にて撮影。
以上2枚は唐招提寺にて撮影。

平城宮跡

2023年01月23日 20時19分43秒 | 投資
奈良旅行3日目は平城宮跡に行きました。
大和西大寺で降りてバスで平城宮跡に移動しました。ただここは敷地が非常に広く、朱雀門から大極殿に歩くだけでも大変なので自転車を借りて一周しました。
ルートは朱雀門~東院庭園~宮内省跡~一次大極殿~大極殿院南門~平城宮跡資料館~朱雀門です。
ガイドの方に聞くと建物の縦横は礎石などからはっきりしていますが、高さや構造は法隆寺や薬師寺などを参考しているそうです。

南の朱雀門。

日本庭園の元祖、東院庭園。
宮内省跡

第一次大極殿

高御座。儀式の際に天皇が座ります。



大極殿内部。

鴟尾。

大極門(大極殿院南門)。

山の辺の道

2023年01月20日 21時03分00秒 | 旅行
奈良旅行の二日目は日本書紀に記載のある最古の古道、山の辺の道を歩いてみました。奈良駅から万葉まほろば線で三輪駅に移動し、そこから山の辺の道に向かいました。
途中、大神(おおみわ)神社~相撲神社~景行天皇陵~崇神天皇陵~長岳寺~石上(いそのかみ)神宮と巡り、天理駅まで歩きました。
全工程16km弱ですが、色々と寄り道したので3万2千歩、おそらく20km程度でしょうか。普段そこまで歩いていないので流石に筋肉痛になりました。
スタートの三輪駅。

日本最古の神社の一つ、大神神社の鳥居。

大神神社のなでウサギ。


山の辺の道沿道の風景その1。小林秀雄書の山辺道の石碑は沿道の代表的風景。

景行天皇陵。非常に広大です。

長岳寺。数々の重文(堂宇や仏像)が見られます。


山の辺の道沿道の風景その2。
岩上神宮の鶏。

奈良仏像館

2023年01月18日 19時58分38秒 | 旅行
昨日から5泊6日で奈良旅行に来ています。
午後に到着し、最初に奈良国立博物館に行きました。
最初に仏像館に行きましたが、名品ばかりで見学にかなり時間がかかりました。
基本的に撮影不可ですが、唯一吉野の金峯山寺の仁王像は撮影可能でした。
金峯山寺の仁王門が修理中で仁王像はしばらくこちらに展示されるようです。
非常に大きな像で迫力がありました。
仏像館の隣に中国青銅器館があり、こちらは撮影可能でした。
どれもユニークな形状で変化に富んでおり細部の装飾も緻密でした。