クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

朝の探鳥散策で出会ったアカゲラ

2024年02月13日 07時18分00秒 | 野鳥
今シーズンはアカゲラに出会うことが多いです。
この日も比較的近距離でかつ低い位置で木を突くアカゲラに出会いました。
最後にはごちそうにありつけたようです。






Z8+500mm F5.6PF

Z8新ファーム Ver.2.00の鳥認識AFについて、その3

2024年02月12日 17時54分25秒 | カメラ
今回は飛びもの撮影で殆ど行ったことのない渡良瀬遊水地に行ってみました。
最初に鷹見台で猛禽をどの程度追尾するか試してみました。
最初にやってきたのはコウノトリですが、これは大きいので流石に楽勝。
この日はトビやノスリが多かったですが、サイズが大きめなので問題ないようです。
青空バックだとかなり小さくても認識してくれます。
旧ファームで不満だった鳥が小さいと認識してくれない問題はかなり改善しているように感じます。

テスト中、突然黒っぽい小鳥が視野に入ってきたので咄嗟に追いかけるとアカゲラでした。
かなり小さくて旧ファームでは追尾しなかったでしょう。
このときはここまで鳥のサイズが小さくとも認識するようになったのだ、と感心しました。

夕方はハイイロチュウヒを狙いました。ただ距離も遠いし暗いのでかなり苦戦しました。鳥の周りの枠線が点いたり消えたり、あるいは認識しないこともかなりありました。やはり暗さには弱いようです。
そんなわけで夕方のハイチュウには苦戦しましたが、明るいうち野鳥追尾はまずまずかと思います。それでもOM-1の方が小さい野鳥の認識率は高いように感じました。

コウノトリは大きいので問題なし。ただしピントが瞳にこないこともあります。


背景が込み入っていますが、野鳥のサイズがこのくらいだと認識します。

視界に入ってきた小鳥をとっさに連写。1点指定AFだと撮れませんでした。
上画像のトリミング+コントラスト調整。アカゲラでした。


突然飛んできたハイタカ。これも1点指定AFだと撮れなかった可能性大。


夕暮れのハイイロチュウヒは私には難しいです。
シャッター1/500秒以下、絞りF5.6、ISO感度は1万以上になっていました。
この条件では鳥認識が働くときとそうでないときがあります。

いわゆるAFの食いつきですが、これはもう少し頑張って欲しいシーンもありました。一度見失ってもリカバーはしてくれますけどね。

私は普段猛禽は殆ど撮らないのでZ8の新ファームが猛禽カメラマンの要求水準を満たしているのかどうか判断できませんが、旧ファームからかなりの進歩が見られますので、かなり歓迎されると思います。
ニコン社のファームアップに積極的な点はとても好感が持てますね。

Z8新ファーム Ver.2.00の鳥認識AFについて、その2

2024年02月09日 16時09分20秒 | 野鳥
今日もZ8新ファームの鳥認識AFを試してきました。
半日使ってある程度止まり物の鳥認識の性能も分かってきました。
結論としては、今までは1点指定AFで撮っていましたが、今後は鳥認識AF主体にしたいと思います。
だいたい6~7割位は鳥認識AFで撮影できそうな感触を得ました。
以下、参考までにZ8の鳥認識AFでの認識限界画像を示します。


画像中央にジョウビタキがいますが、ファインダで視認中、鳥の周りに四角の枠が点いたり消えたりしていました。
背景との分離が難しい状況ですので、このような条件が鳥認識の限界のようです。
ただし背景が緑の葉などであれば鳥がこの程度のサイズでも認識してくれるようです。


画像中央のカシラダカには全く反応しませんでした。1点指定AFで撮影しました。


この画像でも鳥認識は反応しませんでした。


少し近づいて鳥の背景が雪面になると鳥の周りに四角の枠が現れました。

鳥認識AFに魅力を感じて手に入れたZ8ですが、今回の新ファームでやっと期待値に近づいたようです。かなり良くなりましたが、1年後くらいにさらにもう一段の性能アップを実現してくれれば期待値は実現されそうです。
ニコンには頑張って欲しいですね。