昨日は天気もよかったので、久しぶりに庭仕事をしました。
仕事といっても、水遣りと草抜きと植物観察の小一時間だけですが・・・
よ~く見ると一週間でもいろんな変化があるのですよ
枯れ枝から新芽が出ていたり、思わぬところから球根の芽が出ていたり
お花の蕾がついてたり・・・この発見がガーデニングの醍醐味ですね
ガーデニングというと、綺麗な花を眺めながら、お茶でも飲んで
なんて想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、完璧、肉体労働です
以前、テレビで母娘女三代で受け継がれているコッツウォルズの広大な庭の
ドキュメンタリーを見ました。その家の家訓だったか?で
よく観察しなさい
しっかり剪定しなさい
草抜きは見つけたらすぐに
ちょっと言い回しが間違ってるかもしれませんが、このようなことを仰ってました。
これらのことは、本当に基本のことなんですが、難しいことでもあります。
人間の思い通りにはならないところが、自然です。
ガーデナーはいつも、天気予報が気になりますよね。
そういう意味で、この本はちょっとガーデナーなら笑える本です
他人事とは思えないエピソードが季節を通して書かれています。
実はこの本、だいぶ前に読んだのですが、最近またあらためて目を通してみました。
以前、ちんぷんかんぷんだった花の名や園芸用語が少しはわかるようになって
新たな発見がありました。
この本はガーデナーでない方にはお薦めできません。????だと思います。
でも、庭仕事が好きな方は一度は読んでみることをお薦めします
「園芸家12ヶ月」カレル・チャペック 中公文庫
ちなみにカレル・チャペック(1890~1938)はチェコ人の作家で
英語版は1929年に、この日本版の文庫初版は1975年となっていて
とても古くからある本です。私のはもちろん改訂版ですよ