台風10号 温帯低気圧に、北海道でも被害相次ぐ
8月31日(水)6時15分
30日、東北地方を横断した台風10号は、31日未明、温帯低気圧に変わりました。台風の通過に伴って、北海道でも暴風や大雨による被害が相次いでいます。
34メートルを超える最大瞬間風速を観測した函館市では、暴雨風で飛ばされた倉庫が道路をふさいだり、小学校の木が根元から折れたりしました。隣の七飯町では走行中の軽乗用車に街路樹が衝突しましたが、けが人はいませんでした。
街中は暗闇に包まれています
また、函館市などを中心に午前5時現在、4万戸あまりが停電し、復旧作業が続けられています。
一方、猛烈な雨に見舞われた新得町など8つの市町村では川が氾濫するおそれがあるため、およそ1800世帯4000人に避難指示が出されています。
「私ここに70年住んでいるけど、(避難したことは)一度もない」(避難した人)
北海道は、引き続き河川の増水や氾濫、土砂災害などに警戒が必要です。
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