宮崎で再び鳥インフル=今冬、9件目
宮崎県は24日、同県木城町の養鶏場で大量の鶏が死んでいるのが見つかり、毒性の強いH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
同県では2016年12月にも川南町で鳥インフルが発生した。今冬、国内の農場で感染が確認されたのは9件目となる。
感染拡大を防ぐため、この養鶏場で飼育する鶏約6万1700羽と、隣接する養鶏場の鶏約10万6700羽の計約16万8400羽を殺処分する。陸上自衛隊の派遣を要請し、25日中の完了を目指す。
県によると、24日午前、木城町の養鶏場から鶏が約130羽死んだと、宮崎家畜保健衛生所に連絡があった。同衛生所が7羽を簡易検査したところ、すべてが陽性反応を示したため、遺伝子検査を行って確認を急いでいた。
発生した養鶏場から半径3キロ以内は鶏や卵の移動を制限する区域、3~10キロ圏は域外への搬出を制限する区域にそれぞれ設定された。これらの区域には146の農場があり、合わせて約581万3600羽の鶏が飼育されている。












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