草津白根山 火口をリアルに体験できる3D動画 国土地理院が公開!
群馬県の草津白根山は、今年1月23日の噴火から1カ月以上経過したが、その後、火山性微動は観測されておらず、マグマ噴火に移行する兆候は見られない。国土地理院は今月6日、噴火後に撮影した空中写真をコンピューターで自動処理し、立体的に見られる動画を公開した。噴火の凄まじさを物語る爪痕が残されている!
これまでの調査で1月の噴火は、鏡池北側の火砕丘に新しくできた火口が約500メートルの長さで連なる火口列(A)と、鏡池の底(B)と、草津国際スキー場のゲレンデ東側(C)の3カ所で発生したものと考えられている。
国土地理院は、噴火発生時よりも雪解けが進んだ先月16日と27日、無人航空機(UAV)を飛ばし、高度2200〜2400メートル上空から本白根山を垂直に見下ろすように撮影。連続撮影した画像をコンピューターで自動処理し、立体的に地形を表した動画を公開した。
3点公開された動画のうち、鏡池北側の火口列(A)は複数の火口が並んでいて、その部分だけえぐり取ったような深い割れ目に見える。穴の底までは見えないが、周囲に飛び散った無数の噴出物が噴火の凄まじさを物語る。
噴火ばかり
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