今夜は「こと座流星群」を見よう!月明かりなく好条件
今夜からあす未明にかけて、「こと座流星群」が見ごろを迎える。今年は月明かりの影響を受けにくいので、観測には絶好のチャンスだ!
「春の流星」と呼ばれること座流星群は、ふだんの年の流星数は1時間あたりに10程度見られるくらいだが、ときおり突発的に増えることがある。
国内では1945年に1時間あたり90個近く見られたという記録があるが、海外では1922年、1946年、1982年とバラバラで規則性がないため、天文ファンの間では「今年はもしかして?」と心待ちにする人も多いとか。
今年は、こと座の放射点が空高く昇る22日午後11時ごろから出現のピークを迎え、翌朝までが観測にはおすすめだ。
気になるのはお天気だが、民間の気象会社「ウェザーニューズ」によると、22日夜は高気圧がだんだんと東に離れ、西から低気圧が近づいてくるので、広いエリアで雲が薄く広がりやすいものの、今年は月明かりの影響を受けず、観測が期待できる。
各地の天気を見ると、低気圧に近い九州北部は厚い雲に覆われ、残念ながら観測には難しいが、低気圧の影響が少ない沖縄や北海道は最高の条件。そのほかのエリアでは雲が広がると星空が見えにくくなるが、低気圧が接近するタイミングが遅れれば、観測エリアが広がるので、当日の天気予報も参考にしてほしい。
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