カムチャツカ半島クリュチェフスカヤ山が噴火 南へ運ばれる噴煙105km!
北海道のはるか北東に位置するカムチャツカ半島で8日、ユーラシア大陸最高峰のクリュチェフスカヤ山が噴火し、濃い灰色の噴煙が上空5500メートルに達した。気象衛星ひまわり8号の画像では、気流に乗って南南東へ105キロほど運ばれたことが確認されている。
ロシア科学アカデミー火山地震研究所カムチャツカ火山噴火対策チーム(KVERT)によると、クリュチェフスカヤ山は今年1月以来、比較的穏やかだったが、先月下旬の噴火以来、活動の活発化が懸念されている。
今後、水蒸気噴火からマグマ噴火に移行する可能性もあるとして、航空コードを危険度が2番目に高いオレンジとして、付近を航行する飛行機に対して注意を呼びかけている。
カムチャツカ半島では現在、クリュチェフスカヤ山の北に位置するシベルチ山、南部のカリムスキー山、さらに千島列島のエベコ山の四つの火山すべてに危険度2の航空コードが発令されている。
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