カナダと米国で暴風雪 各地で30センチ以上の積雪と30メートルの強風
カナダと米国の北東部や中西部が17日、猛烈な暴風雪に見舞われ、南部のテネシー州でも大雪。フロリダ州では風速33メートルに達する竜巻が発生して移動用住宅の車30台が損壊するなど各地で被害が続出した。
トロントを有しているカナダ・オンタリオ州トロントは氷点下11度まで冷え込み、キング牧師記念日を迎えた米国の北東部も大荒れ。マサチューセッツ州ボストンでは31メートルの強風が吹き荒れ、エリー湖に面している中西部のオハイオ州アシュタビュラ郡では63センチの積雪となった。 ニューヨーク市内はわずかに積もった雪がその後の雨で溶けてしまったが、ニューヨーク州全体では30センチの積雪となったエリアもあり、15日にNFLプレーオフの1回戦が行われた同州北部のバファローでは40センチを超える積雪となった。当局では「急用でない限り、移動をしないように」と住民に対して“自宅待機”を要請。大西洋に面しているノースカロライナ州では自動車事故で2人が死亡したと伝えられている。 悪天候の影響で各地で停電となっており、新型コロナウイルスのワクチン接種会場も続々と閉鎖。空のダイヤも乱れており、カナダと米国を襲った“冬の嵐”は大きな混乱を引き起こしている。
世界中が大変です。
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