大学の講義とバイトに追われ、気持ちの余裕がなく
ピアノの練習時間が減ってしまったSちゃん
目下 エチュード類はパスして、ショパンのみのレッスンです
ひと通り譜読みが終わり、弾き終えて一言
「 きれいでしょ 」
「 確かにショパンのメロディはきれいよね
もちろん、Sちゃんの音もきれいけど。。。 」
Sちゃんの音は、優しくて良い音なのですが
3拍子のリズムを意識して、もう少し躍動感があった方が
今回のワルツは、良いですね
「 何て言うか・・・浮遊感があると言うか
足の無い幽霊が、踊っているワルツって感じなの 」
と 説明すると
「 はぁ 」
という反応でしたが、左手伴奏の 1拍目に深いタッチ
3拍目に 次の1拍目に向けての 軽い弾み
を意識して弾かせると、ずいぶん雰囲気が変わり
本人も納得したようです
ということで、次回の仕上がりを楽しみにしてま~す
塾の補講でレッスンが抜けてしまったKくんでしたが
新しく入ってきた16分音符のリズムも
粒の揃ったタッチが出来ていて、一回で合格でした
5年生になってから、ずいぶん指がしっかりしてきて
とてもタッチが良くなっています
真面目なコツコツ派 の Kくんなので
これからが楽しみです
曲の方は、左手にト音記号とヘ音記号が入り混じり
和音が多く、楽譜が見辛かったのでしょうね
小さな字で丁寧に、ドレミが書かれてあったのですが
お勉強のためには、良いことではないのよ
という説明をして、一緒に消しました
最初は見づらくて、練習もはかどらないかも。。。
ですが、少しずつやって行きましょうね
頭の良いKくんなら、すぐに慣れてしまうからね
ピアノを初めて以来、これまでスムーズに進んできたYくん
まだ2年生なのですが、集中力もあり反応も良いので
ついつい、難しい事へも挑んでしまいます
今日も合格にしてあげたかったのですが
もう少し練習すれば、左手のノンレガートにつられず
右手のレガート演奏が出来そうなので、欲張ってしまいました
合格するつもりだったのに、ごめんね