この春、一年生になった N ちゃんですが
「 最近、ピアノを触らなくなりました 」
と お母さんから、ちらっとお話を伺ったので
先週、レッスンの最後に N ちゃんとお話をしました
環境もガラッと変わり、緊張感を持って学校生活を送るので
新一年生は、精神的にも肉体的にも疲れが溜まる時期です
ですから、少し停滞気味なのを感じながらも
これまで、様子を見ながらレッスンを進めていたのです
バス通学だった幼稚園時代とは違い、徒歩通学になり
N ちゃんのお家は、校区内でも小学校までが遠いので
ランドセルを背負って遠距離通学は、慣れるまで疲れるよね
「 N ちゃんが、とっても疲れているのは
先生、よ~く解るよ 」
と 前置きした後で
でもね、せっかく良いピアノを買ってもらったのに
ふたを閉めたままじゃ、ピアノも息が出来ないよ
息が出来ないと、良い音を鳴らせなくなるから
ふたを開いて、息をさせてあげないとね
今週は、少しで良いから息をさせてあげてね
心優しい N ちゃんなら、このお話だけで大丈夫
と思っていた通りでした
今週は今までと違って、生き生きとした表情で
「 次々、弾いていきたい 」
と 言ってくれたので、嬉しくなっちゃいました
N ちゃんは、いっぱい色々なお話をして
お友達と仲良くなるでしょう
ピアノともたくさんお話をして仲良しになれば
上手にしてもらえるよ
ピアノとお話しするっていうのは
N ちゃんが、ピアノを弾くことだから
頑張って、たくさん弾いて上手になってね
でも、疲れている時は無理しないで良いのよ
今日もレッスン終了後に、少しお話をしました