楽譜ファイルからササッっと何かを抜き取り
待っているお母さんに素早く手渡した K ちゃん
「 何を隠したのぉ 」
興味津々で尋ねる私に、ニタっと笑って照れくさそう。。。
ファイルに残っていたのは、自分で5線を引いた楽譜でした
「 わぁ~ K ちゃん、作曲してたの 」
フォルテ と 名づけられた曲には
指番号も書かれてあって、きちんとした楽譜でした
ワークでは、いつも丁寧に音符を書いている K ちゃんが
自ら進んで、初めて曲作りにチャレンジしました
先ほど、ササッと隠したプリントには
作った曲の注意書きが書いてあったようです
「 ノートが無いから、5線を引いて楽譜を作った 」
という K ちゃんに、続きが作れるように5線紙を渡しました
学校音楽コースからピアノコースに変わった時
テキストと一緒に音楽ノートも購入したつもりでしたが
ノートは渡していなかったようです
ぼんやりしていた先生で・・・ ごめんね
曲を作るだけでなく、指使いや注意することなどを
自分なりに書き留めることが出来るほどに
音符や楽譜についてお勉強が進み
興味を持ってくれた事が、すご~~く嬉しかった先生です
メロディが出来上がったら、伴奏も付けて仕上げましょうね
うふふっ また楽しみが増えました
ピアノを始めて 1年半が過ぎた Sちゃん
学校音楽コースで4年生からのスタートでしたが
半年ほどでピアノコースに切り替え、この1年ですごく上達しました
お友達が弾いていて興味を持った アラベスク の 曲を
発表会用に練習していますが、もうすでに暗譜も出来ています
ただ、16分音符のフレーズが上手く弾けず
今日のレッスンでは、手や指のフォーム・手首や腕の使い方など
細々としたポイントをひとつひとつクリアしながら
何度も繰り返し練習しました
そしてようやく、きれいに粒の揃った演奏が出来た時
ポロポロ と 涙をこぼした S ちゃん
上手く弾けなくてこぼす、悔し涙も良いですが
何度も練習をして出来た時の、喜びの涙は何倍も良いですね
出来なかったことが、苦労をしながらでも
ひとつひとつ出来るようになり、上達していく喜びを知ることは
大きな自信にもつながり、次のステップへの楽しみにもなります
すぐに諦めてしまう子供たちが多い
と 世間では言われていますが、頑張っている人もいます
今日の S ちゃんの涙は、とっても素敵でした
「 2年生の時に初参加したっきり、発表会は出てない 」
と 言うのは 中学生の E ちゃん
1年前に教室へ来た時、声楽のレッスンには積極的なのに
ピアノの方は 出来れば避けたい。。。
というような雰囲気がムンムン
持ってきたテキストも、大人のバイエルだったので
テキスト類は一切辞めて、弾きたい曲を練習すること数ヶ月
その後、音階練習と和音進行のプリントをレッスンに加え
モーッアルトのトルコ行進曲 に トライして8ヶ月
三歩進んで二歩下がる の繰り返しでしたが
ようやく、最後まで弾けるようになりました
真面目で努力家の E ちゃん、苦手意識を持たないで
本気でやれば出来るのです
これから仕上げに入りますが、楽しみながら頑張りしましょうね
神戸の趣味サークル・教室検索エンジンサイト