アステールプラザオーケストラ等練習場にてHIROSHIMA HAPPY NEW EAR本番。
HIROSHIMA HAPPY NEW EARとはいいネーミングです。
イヤーが年ではなく耳です。
本番中でのお話や曲についての解説は細川俊夫さん。
ステージ裏で聴いていて本番前に聞いて為になるお話がたくさんありました。
指揮の川瀬賢太郎さんは素晴らしい。
よくこれだけの量の作品を一気に勉強したねという感じです。
そしてまた素晴らしかったのが細川さんの作品のソリスト尺八の田嶋直士さん。
初めて巨匠の域の尺八を生で聴きました。
尺八と一緒に演奏してるから見えないけど、
この横に置いてある何本かの尺八は持ち替えで吹いていたのでしょうか？
リゲティ2楽章で小節が余る例の場所、
解決はしたのですがやはりリハーサルで完璧にはスコアどおりにいかなかったのですが
本番だけなぜか見事にきれいにはまった！
リハの時にいつも本番くらい集中しろということですね。
でもほかの細かい音符はかなり怪しい動きを堂々としておりました。
生誕90年の天国にいるリゲティ先生すみませんでした！
終演後の奏者達、指揮者の安堵の表情。
細川さんが最後に一言。
広響のみなさんこれに懲りずまた次回もよろしくお願いします！
のお言葉に奏者一斉に苦笑い。
現代音楽嫌いじゃないですけどね。
細川さん、元気になったらまたお願いします。
終演後に作曲家たちを囲んでお客さんからの質問会、
「なぜ現代の作曲家はこういう曲ばかりかくのか？」
ということについて興味深くお客さんに交じって聞きたかったが
明日のクレイジー呉公演の準備もありすぐ家に帰りました。
今日のプログラムは
福井とも子：委嘱作品（世界初演）
渡辺俊哉：委嘱作品（世界初演）
細川俊夫：旅 Ｘ -野ざらし-Voyage Ｘ
G.リゲティ：室内協奏曲
Tadashi Tajima, Solist of Voyage X for Shakuhachi & ensemble by Toshio Hosokawa
（フェイスブックでお友達の細川さんからの転載）
4月に購入した原チャリ、いつの間にか600km走ってました。