眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

普門館

2013年11月14日 | Weblog
広銀トゥモロウコンサート本番。満員御礼、
ゲネとはホールの響きが大きく変わるくらいビッシリ埋まってた。
広銀さんのお弁当、むさしさんからのほかほかのおにぎり嬉しかった!
ヴァイオリンソロの幸太君素晴らしい演奏でした。
明日は福山で藤野さん、布施明さんとポップスコンサート本番。早く寝よ。

とここまで書いて
吹奏楽の聖地「普門館」が使えなくなるという残念なニュースです。

朝日新聞デジタルより
普門館、消える音色 耐震不足の吹奏楽「聖地」改修を断念(写真:普門館)

吹奏楽に取り組む全国の中学、高校生のあこがれの「聖地」だった普門館(東京都杉並区)のホールが今後、使えなくなる。所有する宗教法人「立正佼成会」(同)が耐震改修や建て直しを断念したためだ。教団は13日、全日本吹奏楽コンクールを主催する全日本吹奏楽連盟に伝えた。全日本コンクールは来年まで、名古屋国際会議場(名古屋市)で開くことが決まっている。連盟は「都内で同規模の会場を確保するのは難しい。再来年以降も当面は名古屋で開く予定だが、将来的には未定」としている。教団によると、普門館は1970年に完成。館内のホールは舞台幅約34メートル、客席数5082という国内最大級の音楽ホールで、72年から全日本コンクールの主に中学、高校部門の舞台として使われてきた。


普門館、中高生で吹奏楽をやってる人ならば目指すところ。
僕も高校時代、全国大会でこのステージで演奏したのを昨日のように覚えている。
高校野球で言えば甲子園のような聖地。

耐震改修や建て直しを検討しこの何年かは別の場所(名古屋国際会議場)で
吹奏楽コンクール全国大会を行ってきて、いつかは聖地に戻るだろうと言われてきた。5千人収容できるホールで音響は良くなく、その響きのないホール対策として「普門館吹き」という無理な奏法でガンガン鳴らしていたバンドも近年まであった。
でもなぜかここに来るとあきらかにいつもとちがう空気が張りつめている。
独特のホール設計もあるのだろうが、そこに集まった演奏者、お客さんの「気」が凄いのだ。

さて、これから吹奏楽界は気が集まる、いや「鬼気」が迫るほどの箱を探すのか、このまま名古屋国際会議場が新たに目指すところになるのか誰もわからない。
(写真 隣は佼成ウインド 大浦綾子先輩高3、眞ちゃん高2)