名古屋音大で丸一日クラリネットレッスン。
リードがバサバサ。だいぶ冬用リードに早く衣替えしないと。
とある学生が練習しているWidmannのファンタジー。
この曲はドイツのクラリネット奏者自身が作曲している。
1時間半の空き時間に久しぶりにさらってみた。
楽譜通り演奏する事は大事だが最終的にはどれだけ聴き手を飽きさせず自由な表現で聴かせることだろうか。
しかし自由過ぎると原型が無くなってしまうし、楽譜通り吹くと少々つまらない音楽になる。
Widmann自身の演奏がYouTubeにあったので聴いてみた。
一つはLIVE、もう一つはCD録音。
LIVEもCD録音も大差なく同じテンションで演奏している。
作曲家自身がそう演奏するのだからその通りなのだろう。
でも幾つか私はこう違ったように吹くだろうと思うところも多々ある。
ファンタジーという題名通り吹き手のファンタジーにより表現は大きく変化するのだろう。
やはり面白い曲だ。