大学にて
研究室に置いてある年代物クラリネットあわせて5本。
木がだいぶ乾燥してきてるかなと思い、リンシードオイルを塗る。
古くなった使わないスワブ(管の中が水蒸気で結露した際、管体の中を拭く布)にオイルを染み込ませ、中を通す。
管の中をオイルが染み込み乾燥の割れなどを防ぐ。
管の表もオイルを軽く塗り管体を磨く。
昔、楽器屋でオイル漬けといって亜麻仁油に管体を放り込んでもらう作業をした事があったが、油が管体に染み込み過ぎて鳴りが大きく変わってしまった事がある。
今回は表面を軽くオイルを塗っただけ。
たまにクラリネットの本体のメンテナンスも必要。
学校などに放置してあるクラリネットも鳴りが悪くスカスカなのは本体の木が乾燥し過ぎてしまう事が原因。