昭和戦後から平成時代を代表する歌人、前登志夫。毎年、亡くなった四月に企画展を開催しています。
没後16年となる今年は、原点にかえり、「樹下山人」と言われた歌人の「樹」の歌を12首選び、前浩輔さんの撮影した、奈良南部の樹の写真に歌を入れ込んだパネルを展示します。選歌は根来譲二さん。解説は喜夛隆子さん。いずれも、前先生の短歌結社「山繭の会」の同人で、これまでの企画を支えてくださった方々です。
毎回、チラシも、展示パネルも、私がデザインするのですが、デザインしながら、長男の浩輔さんは短歌とは違う分野で多忙にされていますが、やはり、山の人というか、前先生の歌に通ずる自然へのまなざしを感じます。それを私は大胆にトリミングしましたが、そうすると、拡大された樹の部分が、また独特の香りを放つような、そんな不思議な経験をしました。
先生の歌は難解ですが、喜夛隆子さんの解説もあり、短歌の世界を知らない方も、前登志夫の歌世界に近づいていただけると思います。
ゴールデンウイーク過ぎまで、展示していますので、どうぞ、奈良町にぎわいの家の蔵にお立ち寄りください。
没後16年となる今年は、原点にかえり、「樹下山人」と言われた歌人の「樹」の歌を12首選び、前浩輔さんの撮影した、奈良南部の樹の写真に歌を入れ込んだパネルを展示します。選歌は根来譲二さん。解説は喜夛隆子さん。いずれも、前先生の短歌結社「山繭の会」の同人で、これまでの企画を支えてくださった方々です。
毎回、チラシも、展示パネルも、私がデザインするのですが、デザインしながら、長男の浩輔さんは短歌とは違う分野で多忙にされていますが、やはり、山の人というか、前先生の歌に通ずる自然へのまなざしを感じます。それを私は大胆にトリミングしましたが、そうすると、拡大された樹の部分が、また独特の香りを放つような、そんな不思議な経験をしました。
先生の歌は難解ですが、喜夛隆子さんの解説もあり、短歌の世界を知らない方も、前登志夫の歌世界に近づいていただけると思います。
ゴールデンウイーク過ぎまで、展示していますので、どうぞ、奈良町にぎわいの家の蔵にお立ち寄りください。